【呪術廻戦】乙骨憂太に依存された。

終結 ページ7

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里香の解呪が成功して。



憂太は一般人に戻るのかと思いきや菅原道真の子孫でこれからも一緒ということになって。



まだ高専はボロボロだが、生活は元に戻ってきていた。









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「何だか色々あったねー……」



『……あぁ…そうだな』







只今、雪が積もって真っ白になった高専への道を憂太と五条先生と二人で歩いているところ。


…………最近はめちゃくちゃ寒くて死にそうなので体温が高い憂太と一緒に登校しているのである。







『…………寒い』



「Aはほんとに寒がりだねぇ、体温も低いし」



『しょうがないでしょ、体質なんですよ』







因みに先生は憂太とクリスマスパーティーの話をしていたら何それ！と会話に入ってきた。







『というか、クリスマスあっという間に過ぎたな。結局パーティーは出来ずじまいか』



「うん、ちょっと残念だなぁ……」



「え？今からやればいいじゃん。日にちは過ぎても大丈夫だって、このG(ｸﾞﾚｰﾄ)T(ﾃｨｰﾁｬｰ)G(ｺﾞｼﾞｮｳ)がいくらでも奢ってあげるから！」







…………この先生そういえば金持ちだったわ。







『なら俺ショートケーキホールごとお願いします』



「任せなさい！！」



「？あれ、Aくん甘いもの好きなの？意外だなぁ…ブラックコーヒーとか飲んでるイメージなのに」



『………うん。まあブラックコーヒーも飲めるが…甘い方が好きだな』



「へぇ……」



『「「…………。」」』








＿＿＿＿＿＿と、そこで会話が途切れた。








それで何となく道の周りを見渡せば、遠くの方にはボロボロになった高専が見える。


寮の方が無事だったからまだ良いが……





(あっちの校舎、初めて真希達と稽古した訓練場があったのに)





少し、寂しい。今回の騒ぎは俺の責任でもあるし。


憂太は夏油が来たのは自分のせいとか言ってるが、アイツの狙いの中には俺も含まれてたんだしな。





(それに、俺があの時に領域展開を完全に成功させていれば＿＿＿＿)







「………今更だが夏油の件、君達に非はない」



『！』







責任感からぎゅっと手に力を込めると、
まるで心の内を読んだ様に俺の頭を撫でてくる五条先生。










…いつもおちゃらけてる癖に、こういう時だけ先生らしくなるの辞めて欲しい。





(………泣けてきて、しまうから)










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