痛い ページ17
っし、カフェオレとコーヒー？
買うわけねぇだろwwww
どーしよっかな
うーん、イチゴミルクと牛乳にしよ
私からのささやかな反抗だから
私は自分の席に戻ると律が心配そうな顔で見てきた
私は笑顔で返しておいた
心配はやっぱさせられない
授業中は瑞輝を盗み見てた
やっぱかっこいいんだよなぁ
集中できないよ
授業終わり
沖「私ちょっと図書室に籠るからついてくんな
よ！」
藤「おお？わかった」
よし飲み物買いに行こう
ピ
あ。買うやつミスった
野菜ジュース買っちゃったじゃん
あーあ、ミスっちゃったー
ま、いっか
どうせちゃんと買うつもりなかったし♡
もう一つは〜
炭酸水〜
イェーイ
さ、急げー
走って体育館裏に行く
沖「お待たせ。はい、間違えちゃった。でも
今日お金ないから我慢して」
河「はぁ？マジありえない」
中「そんなん飲まないしぃ。いらないからぁ」
っし、じゃあ捨てますよ
河「今日はうちらのストレス発散になってもら
うから」
そう言って2人は思いっきり殴ってきた
痛い痛い
しかも傷が残らないところに
典型的な感じだな
ふぅ
休み時間が終わる10分前
河「はぁ、すっきりした」
中「それなぁ。あ、明日から来なくていい
からぁ」
え、あぁ、言うことがなくなった？
まぁ他のことやられるんだろ
私は痛くて悶絶してたのでその5分後くらいに
教室に向かう
走ったので痣に響く
いったい
超痛い
クッソ、恨む
始業のギリギリで教室に滑り込み、先生に注意された
先生「ギリギリですよ。てか、もうOUTです」
沖「え、OUTですか？！」
先生「罰としてこの問題解きなさい。難しいで
すよ、これは」
沖「えぇ.......こう？ですか？」
ちょい難だけど、まぁ解けなくはない。
すると先生は驚いた顔をする
先生「正解です。ペナルティにならなかったみ
たいですね」
ま、そうですね
律「え、なんでわかんの。瑞輝もできた？」
藤「いや、まぁできたけど。あんなに早く解け
ない。」
律「えぇ...解けんのかよ」
少し引かれたかも
ま、いいや。ドヤ顔しとこ←
座った時少しお腹の痣が痛くなった
沖「痛っ」
思わず声が漏れてしまった
すると隣に座っていた瑞輝が
「どうした。大丈夫かよ」
と心配した顔で覗き込んでくる
あ、いけない
沖「ん、手ぶつけたー。大丈夫だよ」
ひらひらと手を振る
藤「どんくさw」
沖「うるせぇよっ」
笑い合えるうちはまだ大丈夫
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作者名：みるくストロベリー | 作成日時：2020年9月11日 20時
