四十五 ページ8
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「ぬしさまは一体何処に行ってしまわれたのだ……。三日月殿も見当たらないようだしこれから如何すればいいのやら」
「私も最初は岩融さんといたんだけれどはぐれてしまってねぇ。きっと近くにいると思うよ」
夜。闇に紛れるようにして二振は路地裏を歩いていた。然しどちらも夜を得意としない刀種。移動しにくく、休み休みで活動するしかなかった。
だが昼は昼で目立ってしまう。服装が普通ではないからだ。結局路地裏で右往左往するだけで何の進展もない。
「何処なんだろうね、此処」
「ぬしさまに聞かなければ判るまい」
ぽっかりと浮かんだ満月だけが唯一の光源だった。それを眺める小狐丸に石切丸は声をかけず、黙って見ていた。
(……今剣さんや三日月さんは大丈夫かな)
鶴丸は機転を利かせてなんとかしていると思えた。心配はいらないだろう。
「……ん？」
少し遠くの方から破壊音が聞こえてくる。二人は顔を見合わせ、音のする方へと駆け出した。
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織川(プロフ) - カティさん» ありがとうございます！こちらでもよろしくお願いします！ (2018年3月27日 12時) (
レス) id: f371f8209b (このIDを非表示/違反報告)
カティ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2018年3月25日 18時) (レス) id: 0319e8dbc2 (このIDを非表示/違反報告)
織川(プロフ) - ななこさん» ありがとうございます！更新がんばりますね……！ (2018年3月22日 20時) (レス) id: f371f8209b (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 続編おめでとうございます！新着確認したら見つけたのですぐに飛んできました！更新頑張ってください！ (2018年3月22日 20時) (レス) id: d4cba68423 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：織川 | 作成日時：2018年3月22日 20時
