計画 ページ16
「ははっ」
意識の無いチョロ松を見下ろしながら僅かばかりに残るアイツの守りに笑いが込み上げる
道理でおそ松には何もアクション出来なかったはずだ…女神の守りなんて気付かなかったからな
見た目はどう考えてもあの悪魔と同じなのだから勘違いしていた
「さて…どうしようか?」
同じsideの守りの方が簡単にとはいかないが壊せるからな
「まずは不信感、不安の種は蒔いておいたからな…どう育つか」
そう、外側じゃなくて彼自身の感情で壊さすという方法
彼はどちらかと言えば内に籠る感情の処理が下手そうだからそれを利用させてもらおう
そうだ、相手にも不信感植え付けるか?
手をだしておくもアリだが…
不意に触れようとするがさっきよりも強めの衝撃に舌打ちをする
そうか……"まだ"なのか
さっさとコトをヤっているんなら手っ取り早かったのにな
さっき運ぶ時には衝撃に意識を戻させる訳にはいかなかったから魔力で浮かせて運んだから気付かなかったな
おそ松の言動を観察していててっきりもう、と思っていたがそう言えばあの悪魔も奥手だったなと笑いが込み上げる
ーーまぁ良い
接触は成功したんだ
後、1週間
二人…確実に落としてあげるね?
姿を元に戻し嗤う
その時がーー楽しみだ、と
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抹茶 - 続きは無いのですか?とってもこのストーリー好きなので… (2020年11月5日 22時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:常磐 | 作成日時:2018年1月20日 2時