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デカパンへの頼み ページ11

そう言いながら頭を掻き出すコイツにやっぱ俺に似てるなぁと思いながら見ていると

『お前さぁ…他の悪魔か…似たような存在の奴と接触した?気配あんだけど』
「いや…わかんねぇよ。大体この時間軸に来たのは昨日だし家から出てすらないし」
『だよなぁ…』

うんうん唸る悪魔を他所に『終わりました』と女神様から声をかけられ「ありがと」と礼を言いラボへ駆け出した

―――――

「おそ松君どうしたダスか?」

不思議そうに尋ねられ以前の会話を思い出す
今回は絶対にしくれない

「ねぇ…俺らが帰ってからチョロ松か俺は訪ねて来てる?」

確認のため問うとまだ来ていないらしく更に不思議そうに首を横に振る。ダヨーンもだ

ホッとしつつ本題に移るために俺はリセットボタンを見せる…回数が0の"それ"

「回数は増やせないダスよ?」
「いや、そんな事頼むつもり無いからね?」
「じゃあ何ダスか?」
「話すと長くなるんだけどさぁ」

ため息をつきながらデカパンが話し出すのを慌てて訂正、説明する。今までの俺らの出来事なんかを

最初は信じられない様子に焦れたもそういえば…と念のためといいデカパンに持たされた兄弟に渡したアレを渡す

「じゃあお願い…"前回の俺"が来たら使うと記憶が再生される機能をリセットボタンに付けてくんない?」
「チョロ松君には付けないダスか?」
「あぁ、俺だけ…それに多分…もう来るし」

予想通りに数分後チョロ松が来るとデカパンに説明し変えたいと言うも諭され…若干顔色も青ざめ暗い眼をしたまま帰る

チョロ松が帰った後デカパンは俺にも諭す様に話し出す

「おそ松君…残酷な事を言うダスがある程度の決まった出来事は変えられないダスよ?
誰かの運命や死などや世間を変える出来事等は特にね。もし変えたら先が変化するダスしその場合修正がかかり世の中の出来事に影響が出ない様に死ぬ相手が死なない代わりに誰かが死ぬ…繰り返したおそ松君自身が一番わかっているハズダスよ?」

「………それでも、僅かでも可能性があるんなら俺はアイツと生きたいんだ!」
「………」
「最悪…"宿命"と言うのならば先に死んだのは俺だから…そうなるんじゃね?まぁ覚悟はあるし今回は最後まで望みは棄てねぇけど」

デカパン博士は俺を静かに見つめた後穏やかに笑いながら協力してくれると言ってくれた

その後直ぐに"俺が訪ねてきた"

僅かの可能性→←見逃した違和感



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設定タグ:おそチョロ , BL松 , おそ松さん   
作品ジャンル:アニメ
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抹茶 - 続きは無いのですか?とってもこのストーリー好きなので… (2020年11月5日 22時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:常磐 | 作成日時:2018年1月20日 2時

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