泣いちゃダメ。薄桜鬼ssl (ページ13)

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私と土方せんせー。ページ13

私が幼いとき、母は交通事故でなくなった。

父は葬式を終えてから、閉じ籠るようになっていた。

私と土方せんせーとの出会い。

『おとーさん、お腹空いたー。』

「これでコンビニ行ってきなさい。好きなもの買っていいよ。」

『やったー！』

私のご飯は毎日コンビニのおにぎり１つ。

これが当たり前となっていた。

だけど今日は違った。

いつもよりお金を多く貰った。

好きなものを買っていいいって。

スキップをしながら帰っていた。

家につくと人がいっぱいいた。

警察の人が私に言ったんだ。

君のお父さんはもういないよ、って。

今思えば、全て計算されていた。

長く買い物させてその間を狙っていた、そんなところかな。

まぁ、あんまり覚えてないけど。

それで私をどうするか親戚の人達が話し合いをしてたんだ。

みんな嫌がってた。

土「んなら俺が貰う。」

沈黙が続く中、土方せんせーが言ってくれた。

とっても嬉しかったんだよ。

今でも忘れない。

それで今までずっと土方兄さんに育ててくれた。

だけど結局迷惑をかけちゃったなぁ。

まぁ、もういなくなるし。