俺のカノジョ、めがみ【三ツ谷隆】

お勉強会？ ページ6

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『ねぇねぇ三ツ谷くん！
　今度の休み、うちで一緒にお勉強しよう？』




そんな一言から決まった俺とAの勉強会。


Aは少し勉強がニガテ。


勉強の話になると

『小学校の時は得意だったんだよ？』

『答えを知ってる先生たちに
　どうして証明しなきゃいけないの？』

『作者さんの気持ちは！
　作者さんにしか分からないよ！』

つってめちゃめちゃ文句が出てくる。


まあ、気持ちは分かる。

俺もずっと点Pは動くんじゃねぇって思ってる。



で、勉強会を始めたわけだけど。




『うぅん、？んと、あいはぁぶ、
　ぷれーいど…ふぁみりぃ…まぁと…ぐぅ。』




脳が寝てる。完全に寝てる。




「おーい、おきろー。
　ワークにファミマなんて出ねぇだろ〜。」



『んむぅ、しんす、なんとかいやーざごぉ。』




あごを触りながら言う。

そのあごじゃねぇんだよ。
〜前にとかのagoな。



アルファベットの羅列を見ていると
眠くなっちまったみたいだ。




「A？起きろ？頑張ろうな？」



『むり、できない…』



「おまっ、勉強会すんだろ？」



『しないっ…』



「おいおい。」




自分がやるっつったんだろー…
甘やかさずにちゃんと叱ってやんなきゃ。




「あのなぁA、自分でちゃんと＿」



『だって…』



「あぁ？」







『みちゅあくんに…あえた、から…
　もういい…。』







『んふふ。ぐぅ。』


















ッあっぶねぇ愛おしすぎて息すんの忘れた。




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