東方や、ボカロをオレカで替え歌します！

アヤノの幸福理論 ページ23

出演者 近衛隊長バルト(ジェネラル・バルト)、炎の戦士バーン(火炎の騎士バーン)、戦士タンタ(勇者タンタ)、重戦士クラン(重装騎士クラン)、赤のエンプレス

(視点はバルトです)

思い出していたのはまた王国の事
「バルトは隊長だから、皆の事、よろしくね？」

朝日差し込む部屋でひそひそ話そう
戦闘会議のように
連れてこられた3人の緑の目には
世界に隠してきた過去がある
悲しい顔で
「僕はか弱いから」
私は告げる「そこから強くなればいい」と
「最初はとても弱いかもしれない。そこから、強くなっていくのが、勇者だ。」

面白い事悩んでは
今日も隊長ぶって
「ほら、見ていろ」
攻撃してみせた
『伝説の勇者みたい！』
様々な色に染め始めよう
小さな「勇者のフリ」だけど
「少しでも、勇気づけたら」
って、今日も仲間でいよう
「平和」を願おう、この先にある未来が
どれだけ残酷であっても
「この事は内緒だぞ？」
平和な日の、日は沈んだ

春風巡り、永遠に進む世界は
理不尽に変わる、残酷な未来へ
膨らんで消えた、愛する人の体温は
誰も気づけなくて、闇に堕ちる
狂いだしていた
気づいたらもう、自分が怖くなって
「嫌だ、嫌なんだ。消えてゆくのは」
平和の終わる世界が来る
「神様、お願いだ。これ以上、誰かの命を奪わないでくれ…」
泣きながら、考える
笑顔に隠したまま…

「平和がもし終わってしまうなら、誰かの命を守らせてくれ」

隊長としての、誇りを持った
独りぼっちの作戦だ

私が消えたあの日の王国騎士団は
ちゃんと笑って過ごしているだろうか。
きっと、私は責められるだろう。
だけど、ちゃんと「隊長」になれただろうか。
思い出してみよう
あの、大好きだった仲間の顔
「平和」って、何だか不思議
自然に笑っていられるんだ________

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