トドメをさすなぁ!! ページ48
Aが
中也の額に 濡らしたタオルを乗せると、
不意に 手を握られた。
中也「…A…」
『は、はい?』
中也「何処にも…行くなよ…」
中也の手に力が こもる。
A(いや、死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ
これはヤバい、ヤバいよ…
心臓がもたない…)
中也「…ずっと…傍に居てくれ…」
A(トドメをさすなぁぁ!!!!)
熱が下がり、目を覚ました中也が起き上がると、
床に Aが倒れていた。
中也「うつしちまったか…?」
『い、いえ、ちょっと違う事で…
いや、違う事では ないですけど…
ん?私は何を言ってんだ?』
中也「熱は ねぇみてぇだけど…」
『と、兎に角、元気なんで 大丈夫です!』
中也「?
…まあ、なんかあったら すぐ言えよ」
『はい』
中也「……ありがとな……」
『!…〈フフッ』
中也「わ、笑うな!!」
『すいませ〜ん
…中也さん、本当に記憶ないんですか?』
中也「あぁ…昨日 酒 飲んで…
起きたら Aが倒れてた」
A(じゃあ あれは中也さんの本音…?
いや、きっと 熱のせいで
意識がふわ〜っと…)
中也「おい、A?
…やっぱ お前 変だぞ?」
『気のせいです 気のせいです!!』
中也「そうか…?」
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ヒメ - 二宮君人落としまくっとるwww (2021年9月16日 9時) (レス) id: d04cbc2f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蜜柑 | 作成日時:2017年1月30日 19時