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もう少し丁寧に扱ってくれる? ページ26

【NO sibe】

『ぅえ!?』

国木田「ん?」

国木田が振り返る。

太宰「どうしたんだい?」

国木田「いや、Aの変な声が聞こえたような…
…というか、もう いない?」

国木田達の周りには Aの姿は もうなかった。
太宰が周りを見渡すと、
橋の下に黒い影が動いているのが見えた。

太宰「…なるほどねぇ…
…国木田くん、帰ろうか」

国木田「し、しかし、Aは…」

太宰「言っていなかったねぇ
Aちゃんは有名な陸上選手なんだ。
なんでも、
短距離走で世界記録を更新したとか なんとか…」

国木田「何 本当か!?」

太宰「あぁ。
だから 国木田くんが聞いたのは きっと、
彼女なりの気合いをいれる掛け声のような物なのだろう」

国木田「なるほど…
だから こんなに早く消えたのか…」


その頃 橋の下では

『まったく…
もう少し丁寧に扱ってくれる?
…龍くん』

芥川「それより、何故 Aが太宰さんと…」

『え?なんで龍くんが太宰さんを…
……あぁ!!!思い出したぁ!!!』

芥川「なっ…!急に大きい声を出すな…」

『太宰さんって、
龍くんが稽古してもらってた、あの…
どうりで なんか見たことあると思った…
…え?てか 人 変わりすぎじゃない?』

芥川「そんなことはいい。
何故 Aが太宰さんと一緒にいたんだと聞いているんだ」

『それは…
私が道端で倒れて…』

芥川「何?真逆…」

『…3日前から 何も食べてませんでした…』

芥川「はぁ…あんなに食べろと言ったのに…」

『だって…』

芥川・A「『食欲が皆無なんだもん』」

『…御名答』

芥川「言うと思った…」

お久しぶりです…素敵帽子さん…→←そろそろ帰るか…



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ヒメ - 二宮君人落としまくっとるwww (2021年9月16日 9時) (レス) id: d04cbc2f0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蜜柑 | 作成日時:2017年1月30日 19時

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