複雑 ページ37
in公安
降谷さん目線
風「宮園さん､もう､大丈夫なんですか!?」
公安に行ったら､風見がAいきなり頭下げた
貴「頭上げて､風見!」
風「自分のせいで宮園さんにけがを負わせってしまったので…」
貴「大丈夫よ」
風「ですが…貴方の護衛なのに、傷を負わせてしまい…」
貴「あれは､風見のせいじゃないよ｡甥､姪を守るのは当たり前でしょ」
風「…自分もその場に入れば宮園さんに傷を負わせる事はありませんでした」
貴「風見､いつまで言ってるの?私は気にしてないし､風見のせいじゃない…だから気にしないで…上司命令」
風「はい…」
ずっと浮かない顔してたもんな
降「無理はするなよ」
貴「右肩を切られただけだから大丈夫よ」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
貴(噂をすればお兄ちゃん…)
貴「どうしたの?お兄ちゃん?」
どうやら､お義兄さんからの電話らしい
《安否確認の為の電話だ》
貴「ちなみになんの安否確認?」
《Aの安否確認に決まってるだろ…しばらくこっちに居てくれないか?》
貴「なんでまた…?」
《心配なんだよ､お前が居なくなりそうで…父さん､母さんが事故の事故があってから､不安なんだよ､頼むから居なくならないでくれよ…Aと透君の子供も見たいしな…それに､Aが産まれた時に父さん､母さんからAを守る約束したんだからな》
貴「お兄ちゃん､ありがとう…でもお兄ちゃん…心配し過ぎだよ…私は居なくならないから安心して…仕事してね」
《居なくなったら許さないからな》
貴「うん､わかってる…ありがとう」
《兄として当たり前だからな､じゃぁな》
貴「うん」
降「電話…お義兄さんからか?」
貴「うん」
降「そうか…」
例えお義兄さんでもそんな顔するな
お義兄さん相手に嫉妬…
俺は嫉妬深いな…
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作者名：獣神化 | 作成日時：2019年9月14日 21時
