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19話 ページ21

まふまふ「じゃあ、皆んな帰っちゃったし、解散にする?」




「それがいいですね」




そらる「Aここから帰り方分かる?」




「来た道は覚えてるから電車で帰るよ」




そらる「そっか………」




「二人は一緒に帰るの?」




まふまふ「僕達はスタッフさん達とまたライブ会場に行って色々やる事があるからね〜」




あぁ、そっか 片付けとかあるのかな




あれ?




「彼方昨日ライブ放ったらかしたけど、それは大丈夫なの?」




そらる「うーん、わかんない」




それってまずくないのかな、彼方にだってファンの人達があんなにいるんだし




まふまふ「僕が理由をつけといたので大丈夫です!!これでそらるさんに貸しが出来ましたね!!」




そらる「…今回は素直に感謝するよ、」




彼方がうっすらとまふまふさんに微笑む
……いい相方さんがいて彼方は幸せ者だなぁ
なんだかちょっと安心する




「ふふっ、二人はほんとに仲がいいんですね」




言葉と共に自然と笑みが零れる




「「っ!!//」」




そらる「あぁ、……Aも、笑ってた方がいいね、可愛いよ」




そう言って優しく私の頬を撫でてくる
なんだかくすぐったい




「ありがとう、」




無意識に彼方の手に自分の手を重ねる
ほんのりとした温もりが伝わってくる




まふまふ「……Aちゃんは、またそらるさんの彼女に戻るつもりはないの?」




そらる「…………」




彼女……か、




「…彼方もこんなに有名になって、自分の夢を叶えたんです、私にも夢がある、」




子供の頃から、イラストレーターになる夢を持っていた Twitterではフォロワーさんも沢山いるけど、まだ自分は納得していない……
____もっと上を目指したい




そらる「その夢を叶えるには、俺はいちゃダメなの?」




彼方が私の顔を覗き込んでくる、




「ダメ、ではないけど、彼方はファンの人も沢山いるし、私も戻りたいとは思わないの」




そらる「………わかった、……っ、A、最後にちょっとだけ」




彼方の影が近づいてきたかと思うと、
_____________静かに優しく唇を押し付けられる




「…っ、ん……」




ほんの数秒が、数分と長く感じた




唇が離れて彼方を見上げる




「…ッ!……か、なた」




そらる「Aの彼氏でいられて嬉しかった……」




____涙をする彼方は、
満天の星空のように綺麗だった








________



まだ終わりじゃないですよ

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orange(プロフ) - 宙さん» 飛ばすと話が噛み合わないですね!ありがとうございます! (2018年4月4日 19時) (レス) id: ec4581993d (このIDを非表示/違反報告)
- 飛ばしてみたらイミワカメだったのできちんと読み返します (2018年4月4日 8時) (レス) id: 63d77d8dff (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - サクラパンさん» ありがとうございます! (2018年3月7日 15時) (レス) id: ec4581993d (このIDを非表示/違反報告)
サクラパン(プロフ) - orangeさん» これからも頑張ってください! (2018年3月2日 20時) (レス) id: 85c6b6e875 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 猫わかめさん» ありがとうございます!!頑張りますね! (2018年3月1日 22時) (レス) id: ec4581993d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:orange | 作成日時:2017年11月26日 17時

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