元カレは歌い手でした【そらる】 (ページ15)

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１３話 ※ ページ15

※かなり甘いかもです……

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

「……話はまた明日にしよ？」

ふと顔を上げる

「ｯ！//」

まだ髪の毛が濡れていて着物が若干はだけている彼方はなんだか色っぽくて思わず息を呑む

そらる「……はぁ、そんな無防備な姿で顔赤く染められてる俺の身にもなって……」

「……ｯ、んぁ、」

突然降ってくる深い口付け

そらる「……ん、声、抑えて？まふに聞こえるよ」

「ｯぁ、なっ、ら、やめｯ」

なんとか思考を保ちながら彼方の胸を押す

そらる「……ｯ、もう無理、」

「ｯ！？やだ、降ろしてっ、」

唇が離れたと思ったら彼方に姫抱きされる

＿＿＿＿＿＿＿＿ﾄﾞｻｯ

降ろされたのはベッドの上

「ｯや、来ないでっ、」

ギシッとベッドが音を立てると共に彼方が私の上に覆いかぶさってくる

頑張って抵抗しても彼方には適わない

そらる「……ふっ、全然力入ってないね、もう感じちゃった？」

「ｯなわけ、……んぁ、ｯはぁ、」

再び降ってくる口付けに戸惑い、口を開けたらすかさず舌が入ってくる

力が抜けて涙が目に溜まっていく

そらる「……んっ、はぁ、……ねぇ？話したいことって言うのはね、」

「ｯ、いっ、いまは、ぁ、……ｯ！まともに聞けないっ、」

なんでこのタイミングで話をするのかな

そらる「ん、A、……」

「……ｯぁ、な、何」

彼方が唇を離すと、繋がっていた糸がプツっと切れる

そらる「……この状況じゃ、無理だわ」

「……んっ、気づくの遅い、じゃあっ、これやめて話して、」

そう訴えると彼方は私をじっと見つめてくる

そらる「ｯ、はぁ、ダメ、俺の理性がもたない」

「……ｯ！？や、やめっ」

不意に着物に手をかけられ、胸が見えるギリギリのラインまで脱がされる

そらる「……声、出しちゃ駄目だから」

＿＿＿＿＿＿＿＿今夜は長くなりそう