王子と姫 (ページ9)

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はちページ9

過去(３ヶ月ほど前)

佐鳥「Aセンパイ、アイビス使ってみませんか？トリオン量が多い人が打ったらどうなるのか見てみたいっす！」

『ええ…まあ、いいよ』

佐鳥に言われてアイビスを構えてみる。照準を合わせて…
発射…！

ダン！！！

『ん！？さ、佐鳥！どうしよう！穴空いちゃった！』

佐鳥「どうしましょう！？あ、鳩原先輩どうしましょう！！」

鳩原「あー……どうしよっか…東さんに聞いてみたら？あれ？東さんさっきまで居たのに居ない…」

『未来ちゃん…！ホントどーしよ！？』

鳩原「取り敢えず、Aは落ち着こうね」

『うん…』

鬼怒田「何があった！？凄い大きな音がしたが……何だこのバカでかい穴は？誰がやったんだ！？」

東「姫宮ですが、やらせたのは佐鳥です。悪いのは佐鳥ですよ」

東さん…！今までどこにいってたの！？

佐鳥「そうですけど…！あ…すみません！」

『ごめんなさい！』

僕と佐鳥は揃って土下座をする。

鬼怒田「ええい、佐鳥は許さん！姫宮くんは土下座をやめなさい！修復作業をしなきゃいかん。トリオンを供給してくれ」

わ、僕はそこまで怒られなかった。よかったぁ。

佐鳥「え、理不尽てすよ！？」

東「佐鳥が悪いからな」

鳩原「…ドンマイ…w」

久しぶりに未来ちゃんが爆笑してるとこを見た。

『分かりましたぁ、トリオンを提供しますよ』

トリオンを提供しに開発室へ行く。
うわー。めっちゃトリオン貰われてく！ヤバ、ベイルアウトしそう。

鬼怒田「これでいい。次から気をつけろ。まあ、トリオンに恵まれてよかったな…さ、とっとと出ていくんだ！」

『はーい、失礼しましたー』

荒船「おい、壁壊したんだって？トリオンモンスター」

『荒船。ぶった斬ってやんよ』

荒船「あ"？受けて立つ」

現在

東「あー、そんな事もあったな…壊す前に変えてこい。開発室に行く時間はあるよ」

アイビス地形破壊に便利なんだよね。ランク戦の時とかめっちゃ愛用してた。

『雷蔵さーん、トリガー構成の変更してくださーい！』

寺島「いいよ、今日は何処変更するの？」

『フリーの所にイーグレット入れてください！』

寺島「分かったよ、トリガー貸して」

『ありがとーございました！』

穂刈「合同練習来たんだな、今日は」

『そーだよ、東さんに捕まっちゃったから』

奈良坂「今日は勝ちます」

『負けないよ？』

東「初めてるぞー、位置につけー」