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なんで、ここに来たんよ、王子一彰。
王子隊隊長、王子一彰、18歳。アタッカー。そして、あだ名編成機である((
穂刈をポカリだとか、水上をみずかみんぐ、若村くんをジャクソンだとか、僕をお姫様だとか。
『王子、何しに来たの?忘れ物でもしたん?』
王子「そうだよ。地理の教科書を貸してほしいんだ。時間割変更があった事をすっかり忘れてたんだ」
『仕方ないね、はい。終わったら返してね。次の時間、僕らが地理だから』
地理の先生は忘れ物に厳しい。何か一つでも忘れてこれば、その時間中、ずっと当てられる。めっちゃ怠い。
王子「分かったよ。お礼については、L I◯Eで送るよ」
礼なんて要らんのに。律儀な人やよね。あれでちょっと前までヤンキーだったとか信じられんやけど。根は悪い奴じゃないってこと…?
水上「王子か?どうしたんやって?」
みずかみんぐの登場だ((
『水上、教科書を貸してくれって来たんだよ。礼したいって言うんやよ、本当律儀な奴だよね』
水上「あー…そーやな。 ………礼をするんは姫宮だけやでボソッ」
水上が何かボソッと言ったことが聞き取れんかったから、何言ったか、聞き直そうとしたが、チャイムが鳴ってしまい、出来なかった。
『水上、さっき何て言ったん?聞きとれんだんやけど』
水上「あー、気にせんといてええで。独り言や。あ、王子来たで。教科書を回収してき」
水上に押されて王子の前まで行く。
王子「お姫様、ありがとう、助かったよ。お礼の話だけど、LIN◯って言ったけど、決めたから言うね。一緒にスイーツバイキングに行くのはどうかな?もちろん僕の奢りだよ』
『…!?スイーツバイキング!?』
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作者名:Reina | 作成日時:2022年11月14日 16時