鬼滅の世界に転生したら天皇だった件

錆兎side ページ20

今日は最終選別だ。
今までの頑張りをここで全て発揮して最終選別に参加している人達を助けたい。

それに、
「錆兎兄さん！」

Aに良い所を見せたいからな。
と思っていたがまさかの別行動をしたいと言い出した。

義勇と2人で説得したが駄目だったからまぁAは強いから大丈夫だとは思う。
最終選別では結構人を助け鬼を斬って行った。

そして最終選別も残り少しで義勇も俺も多分Aも皆合格すると思っていた。

その時「助けてくれ！鬼が！」
助けを求めていた奴がいて鬼を斬ろうとしたら鬼は鱗滝さんを侮辱してきた。

怒りに任せて斬ろうとしたら俺の刀が折れ鬼は楽しそうに俺に手を伸ばしてきた。

もう駄目だと思っていたらいきなり目の前の鬼が斬られていた。

”世の呼吸 壱ノ型 雲煙蒼天”

いつの間にと思っていたら目の前にAが現れた。Aが斬ってくれたらしい。

男なのに情けない。
好きな子も守れないで逆に守られるなんて。

というか、初めてみる呼吸だ。
自分で作ったのか。凄いな。
俺より年下なのに。

いや、挫けるな。男ならもっと強くなろう。
Aを、大切な人たちを守るために。

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