百五拾一、タイムマシンがあったら ページ1
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俺は今猛烈に反省している
総悟相手に熱くなりすぎて、ポロッと昨晩のことを言ってしまったことに
あまり非現実的なことは考えたくないが…
……………………誰か今すぐここにタイムマシン持ってこい
「キ………」
沖「……………キス?」
土「じっ……………事故だ!あれは!」
沖「事故チュー……………」
恐る恐るAの顔色を伺ってみると、見たことのないくらい赤く染めていた
土「…す、すまん。事故とはいえ」
「……………………こ、こちらこそごめんじゃあ私は仕事に戻るからこれでほら総悟もたまにはデスクワークやって」
俯いて早口にそう言うと、そいつは自室の方へそそくさと去っていった
ただ、右手右足と左手左足が同時に出ている為ロボットのような歩き方で
沖「……………ありゃあ、相当動揺してやすぜ」
土「そりゃそうだろ。だから言いたくなかったんだ。こんな___ 」
こんな好きでもない奴とキスなんて
そう言いかけてまた口が止まった
“わたし、土方さんに“恋”してるらしいの”
あの真っ直ぐな言葉がよぎったから
沖「こんな………?」
土「…何でもねぇ」
テメェはさっさと仕事しろ、と総悟を追い出し、散らばった書類をかき集めた
やけに顔が熱かった
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作者名:ユコ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oorsayui/
作成日時:2018年3月27日 3時