第5話 ページ7
「じゃあ、手始めに名前で呼んでみませんか?」
「名前?」
紫陽花さんは首をかしげた。
不覚にも、可愛いと思ってしまう。
「はい、俺紫陽花さんより一つ上なんです。だから、名前で呼んで、
タメ口でもいいですか?」
「・・・それで治るなら。」
「じゃあ、紫陽花さんも俺の事名前で呼んでよ。」
紫陽花さんは俯き、少し考えた。
「あの、さとみさん、でいいですか・・・」
「さん付け?」
「一応年上の方なので。」
そういうところはきちんとしているのだろうか。
まぁ、こういうのも慣れが必要だろう。
「分かった、敬語も?」
「は、はい・・・」
「うん、ゆっくりでいいよ。」
俺はそれに合わせてサポートするだけだ。
紫陽花さんはやはり緊張しているのか、喋らなくなってしまった。
「鏡花、あのね紹介したい人がいっぱいいるんだ。」
「男性、ですよね・・・」
「うん。」
「・・・」
まだ大人数はさすがにつらいだろう。
そう簡単なものでもないし。
「だから、頑張ろうよ。いつか、紹介出来る様に。」
「はい・・・」
その返事は先ほどと比べたら、元気があった。
覚悟を決めたんだろう。
「あのさ、症状とか聞いても平気?」
「・・・大丈夫、です・・・」
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苺花🍓 - 読ませていただきました。いつまでも応援と待ち続けます。 (2021年12月29日 23時) (レス) @page29 id: 2de71fb3a2 (このIDを非表示/違反報告)
莉音 - 自分のペースで頑張ってください!!投稿復帰待ってます! (2021年8月14日 16時) (レス) id: 3a35e53173 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪夢主ちゃんがいつか異性恐怖症が治ってすとぷりメンバーとわちゃわちゃ出来るのを楽しみにしてます(* ´ ▽ ` *)ノこれからも応援してます(* ´ ▽ ` *)ノ (2021年5月14日 20時) (レス) id: b90b10892b (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 自分のペースで頑張ってください!!応援しとりますから!!!!! (2021年1月17日 0時) (レス) id: 4b3179590f (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - チロル様頑張って下さいお体に気を付けてご無理はなさらぬように(*´`)ずっと見てられるし大好きです私たちはいつまでも待ち続けます!自分のペースで頑張ってください! (2020年6月12日 22時) (レス) id: b8edf647a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oomizufami1/)
作成日時:2019年9月24日 16時