お に い ち ゃ ん。【鬼滅の刃】

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(続き)



時透無一郎

「無茶しないでよ…」

不安な表情をされる。怪我はとっくに手当されており、今は兄の腕の中。嗚咽が聞こえる。私の為に、泣いてくれてるのかな……。

(俺は、何で大切なモノを守れないんだろう…)



不死川実弥

「…悪ィな、怪我させて」

罪悪感に押し潰されそうな瞳で見つめられる。あらやだお兄さん、眉間に皺寄ってるわよ？そんなに禿げたいのかしら？とかふざけて言うと、拳骨を食らわされた。あの、お兄ちゃん？私一応怪我人だよ？

(妹に励まされるたぁ落ちぶれたなァ、俺も…)



煉獄杏寿郎

「…すまないっ」

泣いて謝られる。いやあの、ホント人前でそういう事するの止めてもらってもいいかな？視線痛いんだよ、気にしてない様にしてるけど。あ、猫発見。ついてこ〜。

(む？Aが居ない！もしや鬼に襲われ…！)
※後日談だが、前より過保護になったらしい。



宇随天元

「…待ってろ、今すぐ片付けるからよ」

その言葉通り、直ぐに片付けてくれた。怪我の手当をしてくれるが、もう手遅れだ。私にはもう、生きる気力がない。
………今週のジャンプ買うの忘れた…！

(ふざけてんのかぁ？Aちゃんよぉ〜…？)



不死川玄弥

「お前が何で傷つくんだよ…！？」

傷ついた様な顔でそう言われる。うん、だけどねお兄ちゃん。この傷ハッキリ言うと血のりなんだよね。さっき伊之助達と妖ごっこしててさ、懐に入れたまんまだったんだよ。……なんて絶対口に出せない。

(ん…？あんま血の独特な匂いがしねぇな…)


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リクエストありがとうございました。

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