《薄桜鬼》俺は北の鬼の頭領だ【井吹龍之介】 (ページ22)

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story20 ページ22

～廊下～

龍「んー、暇になっちゃったな・・・」

俺は独り言を言いながら廊下を歩いていく。すると、反対側から雪村がこちらに向かって歩いてきた。まぁ、俺は用がないから通り過ぎようと思っていたんだが・・・前に進めない、なぜかって？雪村が俺の服を掴んでるからだよ！

千「あっ！あの、そろそろ夕ご飯の時間なので、その、一緒に広間に行きませんか？」

雪村はそう言って俺を見上げてくる

龍「あっ、そうなのか？教えてくれてサンキューな。でも、俺も一緒に食べていいのか？一応土方さんとかに聞いてからにした方がいいんじゃね？俺、聞いてくるから服を放してもらってもいいか？」

千「えっと、そうですよね。あっ、私もついていきますよ？」

雪村は初めは慌てたが、すぐに笑顔になり俺と一緒に土方さんの所に行こうとしている。

龍「ん？別にいいよ。雪村は先に広間に行けよ。」

千「・・・わかりました。では先に行ってますね。」

雪村はお辞儀をし、広間のある方に駆けていく。やれやれ、さっきのはなんだったんだろうか？俺は不思議に思いつつも土方さんの部屋に向かおうとしていた。すると後ろから、またしても雪村の声がする。
千「あのー！私の事は雪村じゃなくて、千鶴って呼んでください！皆もそう呼んでるので！」

龍「えっ・・・」

雪村は戸惑う俺の話は聞かずに満足そうな顔で走って行ってしまった。

龍「・・・・・なんだったんだよ。」

土「・・・井吹」

龍「うおっ！？な、なんだ土方さんかよ。驚かすなよ！」

うわー、俺今、気づかなかった・・・。なんか落ち込むぜ。

土「・・・井吹、お前、雪村に気に入られたんじゃねーか？」

龍「はっ？んな馬鹿な・・・」

土「まぁ、いいが。あまり問題は起こすなよ。二人とも一応俺らの監視下にあるんだからな。後・・・雪村には気をつけろよ。時々、何を考えてんだかわからねぇ時がある」

龍「えっ、土方さんでもわからないのかよ？まぁ、わかったよ。あ、俺って飯とかどこで食べればいいんだ？」

土「・・・井吹も一緒に広間で食え。その方が監視とかに楽だ」

龍「わかった」

俺と土方さんは、ある程度話し、広間に向かって歩いていく。

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久しぶりです！遅くなってすみません：

後、また小説を書くので、暇な人は見てくれると嬉しいです。

内容は、これとあまり変わらないです・・・