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最初はなんの戯れかと思ったが抜刀している時点で戯れもクソも無い。
少しぼうっとしていた私の眠気は完全に覚め、慌てて我妻さんの前に出ると、我妻さんは、Aちゃん！と一気に表情を良くした。
背後で竈門さんのため息が聞こえる。
『我妻さんの声が聞こえたので、何事かと……』
「あﾞ！そうだよ！！炭治郎この野郎！！」
「ぜ、善逸！誤解だ！いや何を誤解してるのかも分からないけど、違うんだ！！」
「ンだこらぁ！！」
うわ我妻さんのキャラがまったく違うじゃん。
話を聞いててもなんの事だかさっぱり分からないし、本当にどうしたんだ。
私は我妻さんの前から退かず、誰かどうにかしてくれ、とやっと周囲に気を回した時、それに気付いた。
箱から、出てきてる。
＿＿女の子の鬼。
目を合わせていたのは一瞬だったかもしれない。けど、数秒だったかもしれない。
その子は私と目を合わせた後、トコトコと静かに近付いてきたかと思えば、手を伸ばして、甘えるように抱きついてきたのだ。
すりすり、と私の頬に額をすり当てる女の子に、私は広げていた腕を閉じる。
『………ぁ、の』
「ん……む、」
口枷のせいでモゴモゴとしか動かない口に、聞こえない声。私は思わずその子の頭をゆっくりと撫でると、それにさえ擦り寄ってくる女の子。
「こら禰豆子！Aから離れるんだ！」
「おい炭治郎ォ……？まだ話は終わってねぇぜ……？」
「何を思ってるのか知らないが禰豆子は俺の妹だ！！人間に戻す為に連れている！！」
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そあ Free sky - 私は現実で愛されていないからですかね？愛されている夢主を見て泣いてしまいました。頑張ってください！ (2019年10月6日 21時) (
レス) id: 4b25111a5e (このIDを非表示/違反報告)
名無しの刃 - 富岡…？恐らく冨岡では…？偉そうにすみません… (2019年10月3日 23時) (レス) id: 7c2b7aa7df (このIDを非表示/違反報告)
まっち - 続編おめでとうございます！本当に面白いと思いました。これからも頑張ってください！応援してます。 (2019年9月22日 22時) (レス) id: d74e1015ce (このIDを非表示/違反報告)
銀炉(プロフ) - 初コメ失礼します、続編おめでとうございます！７話がなくて話が抜けてますよ！更新楽しみに待ってます！ (2019年9月22日 13時) (レス) id: c268784eb7 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新頑張ってください！ (2019年9月21日 23時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2019年9月21日 23時
