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＿＿妹。
そう言われて改めて禰豆子さんを見ると、確かに鬼であることを除けば雰囲気が竈門さんと似ている。
先程までぎゃんぎゃん言っていた我妻さんは、妹だという事を聞くと、刀をその場に手放して数秒固まり、なぁんだぁ、と笑顔になった。
だが禰豆子さんは、相変わらず私に抱きついたままである。
『か、竈門さん、どうすれば……？』
「多分禰豆子はAの事を家族の誰かに思ってるんだ。もし迷惑でなかったらそのままにしてやってくれないか？」
禰豆子は公に出来ないから、存分に甘えさせてやることもままならないんだ。と、そう告げた竈門さんの顔は、禰豆子さんに向ける愛に溢れていて、私が歯がゆくなってしまった。
禰豆子さんは抱きついていた姿勢から、私の膝にゴロンと寝転んで、私の手で遊ぶ。その姿はとてもじゃないが鬼に見えない。
………こんなに人間らしい鬼が居たなんて。
私は今まで斬ってきた数人の鬼を思い出す。今思い出すものじゃないけれど、でも思い出してしまったなら仕方ない。
彼等も禰豆子さんの様に、人間みたいに生きられていたら、先の未来は良い物に変わっていた筈だ。
家族や友人、恋人など、ずっと一緒に過ごせたかもしれない。
そりゃまぁ、こんな体になって禰豆子さんも苦労をしただろうけど。
でも、鬼全部がこの様に変わってくれたら、どれどけ幸せだろうね。
『禰豆子さん、』
「……んんー」
『……禰豆子ちゃん？』
「むぅ」
『あは、そっか、禰豆子ちゃんか。うん、可愛い名前だね。私は栗花落A。……仲良くしてね』
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そあ Free sky - 私は現実で愛されていないからですかね？愛されている夢主を見て泣いてしまいました。頑張ってください！ (2019年10月6日 21時) (
レス) id: 4b25111a5e (このIDを非表示/違反報告)
名無しの刃 - 富岡…？恐らく冨岡では…？偉そうにすみません… (2019年10月3日 23時) (レス) id: 7c2b7aa7df (このIDを非表示/違反報告)
まっち - 続編おめでとうございます！本当に面白いと思いました。これからも頑張ってください！応援してます。 (2019年9月22日 22時) (レス) id: d74e1015ce (このIDを非表示/違反報告)
銀炉(プロフ) - 初コメ失礼します、続編おめでとうございます！７話がなくて話が抜けてますよ！更新楽しみに待ってます！ (2019年9月22日 13時) (レス) id: c268784eb7 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新頑張ってください！ (2019年9月21日 23時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2019年9月21日 23時
