やらなければ ページ27
私が街で待機していると、1人の青年が私の名前を呼んできた
冨「A・・・?」
『はい?』
冨「良かった・・・A!・・・あの時は、すまなかった」
『は、はあ・・・』
冨「早く御館様のところへ行こう」
この男は、だれ?
半々羽織を着た鬼殺隊の男は、私の腕を引いて、どんどん走っていく。
頬に当たる風が、冷たくて気持ちがいい。
なんだか、懐かしい感じがする・・・。
そう考えていると、いつの間にか黒い服に包まれた人におぶられて、どこかへ向かって行った。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
御「よく戻ってきたね、A」
『は、はい・・・』
鬼なのに、歓迎された。どういうこと?
私が首をひねっていると、どんどん声をかけられた。
甘「良かった、Aちゃんが無事で!」
し「Aさん、お怪我はありませんか?」
伊「甘露寺を不安にさせるな。だいたい、なんであのとき俺たちを起こさなかったんだ。1人で抱え込むなと何回も言っただろう・・・」ネチネチ
不「・・・心配かけやがってェ」
宇「派手に安心したぞ!」
煉「正直、もう会えないかと思っていた!!」
時「何もされてない?大丈夫?」
悲「本当に良かった・・・。南無阿弥陀仏・・・」ジャリジャリ
こんな優しい人たちを、私はこれから殺せるのだろうか。・・・いや、やらなければならない。
1人の鬼の拳は、覚悟を決めたように握られた。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
こんにちは!作者のいちごです!
新しい話を書きたくなって、作ってしまいました・・・。もしよかったら、読んでみてください。
私の隣人は、何かが足りないイケメン教師でした。【冨岡義勇】
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桧 - マジで泣ける(´;ω;`)ウゥゥ (2021年8月7日 13時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - ごめんなさい!2度目の感想です。私、義勇さん推しなので、もう、最後泣きました。ありがとうございます!これから続編をゆっくり読ませてもらいます! (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - 今まで読んだ小説の中で一番感動しました。 (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
アルイ(プロフ) - 占ツクの小説で泣いた作品はこれが初めてです。このお話を書いてくれたことに心から感謝します(*T^T) (2020年11月1日 1時) (レス) id: 5747014bbe (このIDを非表示/違反報告)
きめつ大好き - ラスト泣きすぎて 目と鼻が真っ赤になりました 切ない、、来世も二人幸せになれますように。 (2020年10月10日 20時) (レス) id: c83c3938f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2020年2月13日 20時