刀を持っている理由 ページ26
『何故これを?』
鬼「Aは人間だった頃、鬼狩りの柱だった」
『柱って、あの?』
鬼殺隊最高位の剣士。私が鬼なのに刀を持っている理由が、今理解できた。
鬼「これを着て奴らの前に現れれば、お前が鬼殺隊に戻ってきたと思われる」
『でも、私は鬼の姿だし・・・』
鬼「その心配はいらない。だからお前は、柱たちを殺すことだけに集中しろ。お前に油断した隙にやればいい」
『・・・御意』
・・・何か引っかかる。
鬼の姿でも、鬼殺隊に戻ってきたと思われるのは何故だろうか。
私がそう考えていると、黒死牟さん達が口を開いた。
黒「失礼ですが・・・無惨様・・・」
鬼「なんだ?」
猗「俺たちは、何故呼び出されたんですか?」
童「猗窩座殿の言う通りです!」
たしかに、今回の話は私だけに関係する。
鬼「・・・何故かは、忘れた」
『無惨様、ふざけるのもいい加減にしてください。新手のパワハラ第2弾ですか?』
鬼「すまなかった。3人は帰っていいぞ」
「「「御意」」」
そして翌日。
私は鬼殺隊の隊服を着て、街へ行った。
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桧 - マジで泣ける(´;ω;`)ウゥゥ (2021年8月7日 13時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - ごめんなさい!2度目の感想です。私、義勇さん推しなので、もう、最後泣きました。ありがとうございます!これから続編をゆっくり読ませてもらいます! (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - 今まで読んだ小説の中で一番感動しました。 (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
アルイ(プロフ) - 占ツクの小説で泣いた作品はこれが初めてです。このお話を書いてくれたことに心から感謝します(*T^T) (2020年11月1日 1時) (レス) id: 5747014bbe (このIDを非表示/違反報告)
きめつ大好き - ラスト泣きすぎて 目と鼻が真っ赤になりました 切ない、、来世も二人幸せになれますように。 (2020年10月10日 20時) (レス) id: c83c3938f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2020年2月13日 20時