証明 ページ3
義「大人しく頸を斬られろ」
『ちょっと待ってください!!』
義「なんだ」
『今から、私があなたの妻であること、そして鬼殺隊の一員であることを証明します!だからまだ斬らないでください!』
そう言うと、義勇さんは意外にも受け入れてくれたみたいだ。彼は畳の上に座って、口を開いた。
義「では、俺の誕生日は?」
『2月8日!』
義「俺の好きな食べ物は?」
『鮭大根!』
義「俺とAが初めて出会った日は?場所も答えよ」
『義勇さんの誕生日に甘味処で!』
義「柱合会議とはなんだ?」
『半年に1回、柱全員が集まり、御館様と共に話し合いをすること!』
・・・と、何かのテストのような質問に答えて、約6時間が経った。朝日が昇り、鳥のさえずりが聞こえてくる。
義勇さんと私は、そんな清々しい朝に似合わない、やつれた顔をしていた。
『はあっ、はあっ、これで証明できましたよね?義勇さん』
義「ああ・・・お前は鬼ではない。正真正銘、Aだ」
『やっと、認めてくれたんですね!』
義「もちろん。・・・だが、どうして鬼になったんだ?襲われたのか?」
『わからないです・・・』
本当にわからない。・・・でも、昨日過ごした一日の中で、怪しい点がひとつある。
『ひとつだけ、思い当たる節があります』
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桧 - マジで泣ける(´;ω;`)ウゥゥ (2021年8月7日 13時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - ごめんなさい!2度目の感想です。私、義勇さん推しなので、もう、最後泣きました。ありがとうございます!これから続編をゆっくり読ませてもらいます! (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - 今まで読んだ小説の中で一番感動しました。 (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
アルイ(プロフ) - 占ツクの小説で泣いた作品はこれが初めてです。このお話を書いてくれたことに心から感謝します(*T^T) (2020年11月1日 1時) (レス) id: 5747014bbe (このIDを非表示/違反報告)
きめつ大好き - ラスト泣きすぎて 目と鼻が真っ赤になりました 切ない、、来世も二人幸せになれますように。 (2020年10月10日 20時) (レス) id: c83c3938f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2020年2月13日 20時