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鬼になりました ページ2

『義勇さん、遅いな・・・』


今日は私は非番で、義勇さんは任務がある。私は彼の好きな鮭大根を作って、任務の帰りを待っていた。


義「ただいま」


危うく寝落ちしそうになったところに、義勇さんが帰ってきた。


『おかえりなさい、義勇さん!』

義「・・・おい」

『どうしました?』


義勇さんの目は、これでもかというくらいにカッ!と開いている。私がそんな彼を不思議に思っていると、やがて彼の口が開いた。


義「・・・なぜ、鬼がここにいる」

『えっ!?どこだ、鬼!出てこい!』

義「お前のことを言っているんだ」


え、ちょっと、何言ってるか分からないです。
そう言おうとすると、義勇さんは日輪刀を手にして、私に振り下ろしてきた。


『ちょっとぉぉ!?なにやってんの義勇さん!』

義「なぜ俺の名を知っている。気色が悪い」

『義勇さん!ひどい・・・。私ですよ、Aですよ!あなたの妻です!』

義「・・・A?ふざけるな。俺の妻はきれいな黒髪で、目も透き通ったような青だ」


褒められた!嬉しい!
そんなことを思っていると、義勇さんは私に鏡を向けた。


義「これでお前の姿を見てみろ」

『は、はあ・・・って、えぇ!!?』


渡された鏡を見て、自分の姿に驚愕した。
黒髪は白くなり、目は赤い色。それに、瞳孔が細長くなっている・・・。


『鬼ですね、はい』

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設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 鬼化   
作品ジャンル:アニメ
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- マジで泣ける(´;ω;`)ウゥゥ (2021年8月7日 13時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - ごめんなさい!2度目の感想です。私、義勇さん推しなので、もう、最後泣きました。ありがとうございます!これから続編をゆっくり読ませてもらいます! (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - 今まで読んだ小説の中で一番感動しました。 (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
アルイ(プロフ) - 占ツクの小説で泣いた作品はこれが初めてです。このお話を書いてくれたことに心から感謝します(*T^T) (2020年11月1日 1時) (レス) id: 5747014bbe (このIDを非表示/違反報告)
きめつ大好き - ラスト泣きすぎて 目と鼻が真っ赤になりました 切ない、、来世も二人幸せになれますように。 (2020年10月10日 20時) (レス) id: c83c3938f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご | 作成日時:2020年2月13日 20時

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