【黒子のバスケ】帝光中バスケ部、強襲GO！【女主】

第33Q 国文先輩と追いかけるな ページ37

「え、えっと！！
藍原Aです！！」

先輩だから、と自己紹介をするが、「あ、そういや名前知ってるんだっけ...」と後でしなくてよかったや、と思った。

「えっとなー、ワイの名前は国文ユリアや。
PFやで。」

「は、はぁ.....。」

第一印象は関西弁と肉体すげぇ。
色白だけど筋肉やばい。
175くらいだろうね。筋肉やばい。

てか目死んでる。美人だけど。
PFだもんね。そっか。

「自分、宮地と数川はあれいつもの事やから追いかけんでええで。
可愛い後輩に自慢したいだけなんや。」

「え、そうなんですか」

いつもの事なんだ。
へえ。てか可愛い後輩は照れるんだけどなあ...。

「ほな、ワイと一緒に走ろか」

そう言って私の肩を持つ。
あのですね、それは身長的な関係ですかね？

宮地先輩、今さっきなんか私の頭を肘置きにしてたからね。

いいよ、どうせ伸びるし。
てかそうやって押さえつけるから伸びないんだよ。

そして5周目に突入する。
宮地先輩と数川先輩は7周目らしい。

「あのな、自分」

「はい？」

雑談しながら走っていると、結構シリアスめで話しかけられた。

なんだなんだ。

「宮地の事は出来るだけ宮地さんって呼んだ方がええかもな」

「え、何でですか？」

宮地さん、なあ.....。
てかなんで？

「その方が先輩って感じしいひん？」

「しないです」

むしろしないんだけど。
真面目に聞いた私はなんだったのか。

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