【黒子のバスケ】帝光中バスケ部、強襲GO！【女主】

第28Q 怖い先輩と1軍メニュー ページ31

「そりゃ、俺だってバスケをあんなに言われたらムカつくさ。
正直トラックで轢いてやりたいと思った。」

そう私の頭を撫でながら言う先輩。

「だ け ど な ？」

い、いたい！！！！
グリグリと拳で頭を攻撃してくる。
痛すぎる。何これ。痛い、死ぬ！！

涙が出そうになる。いやもう涙ジワジワ出たわ。

「あんなんでも一応先輩は先輩だ。
ちゃんと敬語使え、敬語を」

そして怒りながら笑いながら頭をガっ、と叩いてきた。

い、痛すぎる、！！！
やっと解放された！と思って頭に摩っていると

「いいか、今度やったら」

一呼吸間をおいて

「轢 く ぞ ？」

そう、言った。

「は、はい！！」

涙目で返事をすると、「よし、」と言って私の肩を持つ。

え、優しいの？怖いの？分かんないです。

取り敢えずこの人の前で敬語以外は絶対禁止だ。

「これ見ろ。」

「え？【体験希望の軍を選びなさい】...ですか？」

先輩が見せてきたプリントには、【1軍 2軍 3軍】と示されており、それぞれの内容が記されていた。

「そうだ。因みに俺は1軍の主将だが、２軍と3軍のどちらかをオススメする。
1軍の内容はどんな奴でもまあ吐きかねないからな。」

「1軍にします」

「は？」

「1軍にします」

うん。バスケはハードな方が楽しいし、バスケの為のハードなメニューなら何でもやるぜ。
いーや、やってやる。






*あ、もう時々ネタバレ突っ込んでるけど気にしない方向で。

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