【黒子のバスケ】帝光中バスケ部、強襲GO！【女主】

第27Q イケイケ先輩と男バス狙いクソ女先輩 ページ30

そうその先輩の目を見つめていると、「プッ！馬鹿じゃないの！！」と言われ...た...？

「は？」

少しプッチンと来て、そう聞き返すと、

「そんなバスケ好き？
無理無理！行けてもあんたみたいなチビには2軍止まりだろうし2軍までは男バス狙いだけだから！」

と笑いながらそう言われた。

チビ.....2軍止まり...男バス狙いだけ.....？

その言葉に、もう頭にきて机をバンっと叩く。

これは灰崎よりも正直頭にきた。

「ふざけんな！！
バスケってすごい楽しいだろが！！！
チームプレーで頭も体も使うスポーツで！！」

拳を震わせながら言ったあと、奥歯を噛み締めていると


「おい、何してる」
低い声が聞こえた。

その人の方を見ると、

180は行っているであろう長身の金髪イケメンさんがいた。

え、男バスですか？

「み、宮地先輩！」
「.....3軍の城之内か。どうする？
今の話聞いていたんだが。
二軍までは全員が男バス狙い？」

怒りに震えた声でそう...城之内？に聞き返す。

そして、次の瞬間

「ふざけるな！」と気迫のある怖い顔で城之内に言った。
「ひっ！！」

え、まって、これ私も怖いぞ。

「二軍も三軍も居残り練習をしている奴はいっぱい居るんだ。
バスケがただただ本当に好きなのに才能に恵まれなくて頑張っているやつだってな。」

.....やっぱり居るよね。
強豪校なんだし、そうだよね。
男バス狙いだけならぶちころ.....いや、全員纏めて暗殺する所だった。

「それなのにお前らと来たら。
もういい、男バス狙いは後で纏めて強制退部だ。
燃やすぞ、本当に」

そこまで言うと城之内が「待って下さい！」と言ったがその先輩は聞かなかった。

そしてそして
「あと1年。.....藍原、だったな」

「はいっっ！！！」

いきなり低音で名前を呼ばれてドキッとする。

第28Q 怖い先輩と1軍メニュー→←第26Q 二人と女バス

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す