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第17Q 男の鏡と私達 ページ19

気づいた時には私はin保健室だった。
やべぇ、さつきの料理やばい(語彙力)

そんな事を考えながら天井を見ていると

「...目覚めたな」

「うお!?」

隣で征くんが座っていた。

え、まって!

「征くん、授業は!?大丈夫なの!?」

He is 学年首席様なんだし!?

「大丈夫だよ。
寧ろ、教師に言われて付いてきたしな。」
教師...。

あぁ、そうなのか。納得。

ところで、

「さつき...気付いてる?」

これが本当に疑問だ。
彼女を傷付けたくはない。

「いや、彼女に一応フォローをしておいたから多分気付いてないと思う。
嬉しそうな顔をしていたよ。」

.....そっか、なら良かった。征くんナイス。

てか
「大輝は?」

大輝も一緒に気を失った筈なのに、見たところ居ない。

「先に起きたから授業に行くよう促したよ。
保健の先生、今出張中らしくてね。」

そう言うと私の頭に手を乗せる征くん。

ん?なんだこの少女漫画的展開は。と思いながら彼の目を見つめると、

「プッ、あ、あい、はら、ら、ね、姉さんと青峰がイケメンすぎて...!
男の鏡だ!!本当に!」

左手を自分の顔において俯いてツボる征くん。

どうやら私のイケメン行動に惚れたようだ。(ドヤ顔)

「やめて...!やめろその顔...!
お腹痛い...から...!」

そして更にツボる彼。
可愛い。

そしてそしてツボがひと段落すると、征くんが紙袋を差し出してくれた。

「?」

頭にクエスチョンマークを浮かべる私にその中のサンドイッチを差し出してくれた。

「言い方は悪いが口直しだ。
久しぶりにこんなに笑ったよ。ありがとう、藍原。」

ニコリ、と笑いを浮かべながらサンドイッチを私の口に放り投げてきた。
お前は正しい渡し方を何処で無くした。

しかし何も言わず普通に食べる私。

「私の臨機応変度は35億だ!」
「古い!」

35億を強調させ、某芸能人に似せて言うと古いとツッコまれた。

再び二人で笑い合う。

...いや本当に弟にしたい

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ツカサ(プロフ) - オチは絶対虹村! (2018年11月21日 3時) (レス) id: 4f74b7f358 (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - ぽんずさん» うっわ、本当ですね!オフェンスとディフェンスが逆になってました、、見返していないので気付かず申し訳ないです、、ありがとうございます。更新頑張らせて頂きますね。 (2018年2月7日 17時) (レス) id: 2cfa7e2e07 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず - 38Q、DFは守備側だと思うんですか……自分の受け取り方が違かったらすいませんこれからもこうしんがんばってください! (2018年2月7日 17時) (レス) id: eb7021b0da (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - プリンさん» そうですw w w!分かる人はわかるネタですよね()コメントありがとうございます! (2018年1月29日 18時) (レス) id: 2cfa7e2e07 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - ごちうさ? (2018年1月29日 18時) (レス) id: 2999c996de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:alice | 作成日時:2017年12月23日 20時

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