君の笑顔を見せてください【ジョジョの奇妙な冒険】混部 (ページ2)

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夢主の情報用紙ープラス承太郎sideーページ2

雨夜 A : アマヤ A

17歳

両親夜逃げ

両親からの虐待あり

親族不明

スタンド使いの調査員が深夜調査時、公園でスタンドで遊んでいたところを発見、保護

体にアザ、傷あり

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承｢お、おいまだ仗助の野郎と同じガキじゃねぇか｣

ｼﾞｮｾ｢家庭内に問題が起きて、そこから家出をし自殺をしようとした所スタンドが発現したらしい身の上のことを話してくれたんじゃが、感情というものを一切感じられない｣

承｢そいつを助けてやれって言うのか？それは無理な話だぜ…｣

ｼﾞｮｾ｢まぁ、助けてやれとは言わないんじゃが…多分見たら気が変わるかもしれん、話だけでもしてみてくれ｣

ただひたすらに真っ直ぐで長い廊下を
進むと左壁がガラスになりその奥は真っ白な部屋で

承｢っ!?｣

隅っこに置かれたベッドの上で体育座りをする面会相手がいた

ｼﾞｮｾ｢言っていなかったのう、あの子は見ての通り女の子じゃ｣

そいつの白い肌には見えるなんてお構いなしに
赤や青の痕が撒き散らされていた
虚ろな目には何も映っていなく光すら点っていない
人形のような女で

『…』(ｷﾞﾛｯ

承｢っ!!!!｣(ｿﾞｸｯ

ｼﾞｮｾ｢あっちからこちらは見えない、じゃが彼女はまるで分かっているぞと言わんばかりに睨んでくる…｣

狼のような瞳には威嚇の中に
恐怖がある含まれている

承｢部屋に入るのはよした方がいいぜ、どんなスタンド能力知らないが入った瞬間ぶちのめされるだろうな｣

ｼﾞｮｾ｢それが…彼女のスタンドは人に攻撃しないんじゃ｣

承｢どういうことだ｣

ｼﾞｮｾ｢わしも攻撃されると思ったんじゃが、やられた瞬間何も起きなかった…｣

ジジィは義手ではない方の手袋を外し
手のひらを見せてきた
皮が厚く、指がゴツゴツした見慣れたジジィの手

ｼﾞｮｾ｢今何も無いんじゃが、部屋に入る前紙で横1文字に切っていた…止血はしていたものの傷は残ったままで…そして今じゃ｣

承｢どうにもなってねぇぜ？あいつのスタンドが治したとでも？｣

ｼﾞｮｾ｢信じ難いがその通りじゃ、闘争心や自衛心で発動するスタンドじゃが、この目で見たんじゃ傷口を治るところを｣

もう一度見ると女は立ち上がり椅子につくと本を読みだす

暴行痕が生々しく残るも、何も無かったかのようにページをめくる姿は
魅力的だった