◆2150. 彼ラ ニトッテ １番重要ナモノ ページ45
Ｎｏ ｓａｉｄ.
アズール「まったく！ 対価も決めずに、１番危険な役を引き受けるなんて。 ��雷霆の槍��の充電だって充分じゃないんですよ！」
リドル「フッ。そんな悪態をついているけど、キミだってこれが最善策だとわかってるんだろう」
悪態をつくアズール・アーシェングロットに、リドル・ローズローズハートは平然とした態度で、悪い笑みを浮かべた。
そして彼の言葉で図星を突かれたような、どこか釈然としない表情を浮かべるアズール・アーシェングロットは渋々と肯定した。
アズール「ええ、ええ。
万が一僕らがヘマをしても、あの先輩達ならすぐさま次の策を展開できるでしょうからね！ さらに彼らのバックには��どんでん返し��が控えていますからね」
リドル「よろしい。
ボクらは物語に必要不可欠な��どんでん返し��に身を委ねればいい。
では、ボクが砲手で、キミが操縦手だ。 さあ、��チャリオット��に乗りこもう」
アズール「ちょっと待ってください、僕が運転担当ですか！？」
リドル「ボクは運転免許を持っていないからね。 ……私有地内だから、気にする必要はないだろうか？」
リドル・ローズハートは首を傾げた。
アズール「そんなの、僕だって持っていませんよ！ 箒に乗るのだってやっとだというのに」
ジェイド・リーチ曰く、
「アズールだって魔法薬学の成績は学年トップレベルですが、飛行術の成績は下から数えた方が早いですものね」……とのこと。 極端である。
アズール「いきなり見たこともない乗り物を操縦しろだなんて。無茶振りも大概にしてください！」
〈大丈夫！
魔導ビーグル��チャリオット��は箒と違い、進行方向にハンドルを切るだけで自動でバランスをとってくれる。 よっぽどのことがなければ転倒しない、マジカルホイールと同じだよ！ さあ急いで！〉
トランシーバーから彼らの会話を聞いていた〈S.T.Y.X〉の所員の声が。
なけなしのフォローをかけられ、そして速やかに乗車するようにと急かされるアズール・アーシェングロットは「マジカルホイールなんて、人魚である僕には箒より馴染みがありませんが！？」と捲し立てる。
リドル「ううん……こんなことなら教習所に通い、魔導車免許をとっておけばよかった」
アズール「そんなことを言ってる場合か！」
第１陣を名乗り出たものの、彼らにとって１番重要な��免許を持っていない��という壁に直面したも束の間、
.
◆2151. 第１陣 カオス→←◆2149. 錯綜 スル 光景
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冬雪(プロフ) - たまごっちさん» コメントありがとうございます。これからも夢主達のことを見守っててくれたら嬉しいです (2022年8月12日 15時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
たまごっち - "男"の手は彼女達をすり抜ける。……ということはもう、お父さんって…あぁぁぁ、続きが楽しみすぎる！！！夢主ちゃんとイヴちゃん、幸せになって…(泣) (2022年8月12日 11時) (レス) @page37 id: 761df69c60 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - とうもろこしさん» コメントありがとうございます。父親参戦です (2022年8月12日 9時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
とうもろこし - お、お、お父さん！？！？夢主達、少しづつ記憶を取り戻してきてるってこと…？ (2022年8月12日 9時) (レス) @page37 id: 761df69c60 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - トワさん» コメントありがとうございます。ふとした時に雰囲気変わるスカラビアいいですよね。頑張ります (2022年8月11日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2022年7月23日 0時
