◇1359.都合の良い話 ページ10
イヴ.
クロウリー「��マスターシェフ��は食堂のシェフゴーストのもとでお手伝いをしながら料理を学びます。調理方法の他にも食材の品質の見分け方など」
イヴ「意外と本格的ですね」
クロウリー「そうでしょう？ それに食堂の��お手伝い��をしますので��マスターシェフ��を受けた生徒にはアルバイト代が支給されます」
『えぇっ！？ いいことずくめじゃないか！』
はたして、そんな高校があっていいのだろうか。
私達にとっては大好きな料理を学べて、しかもお金も支給されるなんて都合が良すぎる話だ。
クロウリー「そうなんです！いいことばかりなんです！
しかも、ナイトレイブンカレッジを進級、卒業するには必修科目だけでなく選択科目の単位も必要ですが……マスターシェフの実食審査で良い結果を出せれば、選択科目の単位を１つ獲得できます！審査員の胃袋をがっちり掴んで料理スキルと単位の両方をゲット！！」
イヴ「わっ、すごいお得感がありますね！」
グリム「てか、そんなの魔法でなんとかすりゃーいいんじゃねーか？ トレイとケーキ作りした時、栗を魔法で剥いたし、クリームとかのせる時も魔法を使ったんだゾ」
グリムくんの言う通り、魔法が使える彼らなら料理も魔法でなんとか出来そうだ。 メレンゲを作るための泡立てとかとても楽そうだ。
クロウリー「このご時世、魔法でなんでも出来るようにはなりましたが、自分の面倒は自分で見ろということです。料理も魔法で作ってちゃ自立も出来ないですよ」
イヴ「案外厳しめなんですね」
『この世界のご時世とか知らんけど』
クロウリー「立派な魔法士になれたとしても、自己管理が出来ないんじゃ大義、大成なんてもってのほか。魔法にばっかり甘えてんじゃないわよまったく」
後半口調が変わったことにあえてつっこまないとして、とりあえず魔法にばっかり頼っていたら自立も出来ないダメ人間になるってことだよね。
『……で？』
クロウリー「え？」
『君がただリドル先輩とシルバー先輩が持ってきた料理を食べさせるために来たとは思えない。他になんか企んでんだろ』
イヴ「え、そうなの？」
グリム「そうとしか思えないんだゾ」
みんなで校長先生のほうを見ると、何故かもじもじし始める校長先生。
クロウリー「実は……貴女がたに彼らのお手伝いをしていただきたく……」
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冬雪(プロフ) - 瑠奈さん» コメントありがとうございます。笑ってもらえて嬉しいです (2022年7月31日 22時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - ジグソーパズルwww (2022年7月31日 21時) (レス) @page48 id: f6c02603c1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - パラディさん» すみません。何故かリンクできなくなっていましたね。リンクできるようになったので良かったらどうぞ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
パラディ - 続きはいつ投稿されるでしょうか…？続きが気になってしまって…でも無理せず頑張って下さい! (2021年4月17日 20時) (レス) id: 4799a50d98 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - アヤさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2021年4月12日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2021年2月24日 0時
