◇1385.フラグ ページ36
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リドル「日常的に料理をしないボクだって電子レンジくらいは使ったことがあるよ」
シルバー「もちろん存在は知っているが……この学園に来てからは学食があったから、使う機会がなかった」
ナイトレイブンカレッジに通う生徒は朝昼晩は食堂で腹を満たす。
しかしオンボロ寮に住む僕らは学園から距離があるという事と、料理を食べるよりも料理を作る方が好きな僕とイヴは学校がある日の昼食以外は寮で済ましている。
あと、グリムが早起きが出来ないからという理由もある。
シルバー「茨の谷では、レシピどころかまずほとんどの家にコンセント自体が存在していない」
イヴ「そ、そんなことってあるんですか！？」
リドル「本当に魔法が扱えるのが前提の生活なんだね……ボクにはなかなか想像つかないよ。
でも、茨の谷で生活すれば魔法が今よりもっと上達しそうだ」
シルバー「お前ほどの魔力と実力があれば、俺の故郷でも生活に不便はないだろう、と思う」
ちょくちょく話に出てくる��茨の谷��。
ツノ太郎、リリア先輩、シルバー先輩、セベクと見事に全員ディアソムニア所属している奴らの故郷。
そこではほぼ日常生活に魔法が関わっており、魔力を持たない、あるいは申し訳程度の魔力しか持ってない奴には茨の谷での生活は難しいだろうとかなんとか。
魔力で住む場所も限られる。格差社会である。
「さ、シルバーくん。
電気圧力鍋に材料をセットして。パネルに表示されているメニュー一覧から��ビーフシチュー��を選んで、調理開始のスイッチをオン！」
食堂のおばけさんの指示通り、鍋で炒めた野菜を圧力鍋の中に入れ、パネルに表示されてるボタンをタップするシルバー先輩。
『開始ボタン押したら爆発したりして』
リドル「あはは、ないない」
イヴ「あはは、ないない」
シルバー「あとは開始ボタンを押せばいいのか」
ピッ
ドカーンッ！！！！！！！！！！！！
……
シルバー「残り２０分……と表示されている」
『これで一段落ですね。煮えるのをのんびり待つとしましょうか』
シルバー「鍋の様子を見ていなくていいのか？途中でかき混ぜたりは？」
『鍋の中でイイ感じにやってくれるっぽいから大丈夫だと思いますよ。むしろ下手にいじると失敗すると思います』
シルバー「それは……本当に便利だな。父にも教えてやろう」
「ねぇ」
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冬雪(プロフ) - 瑠奈さん» コメントありがとうございます。笑ってもらえて嬉しいです (2022年7月31日 22時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - ジグソーパズルwww (2022年7月31日 21時) (レス) @page48 id: f6c02603c1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - パラディさん» すみません。何故かリンクできなくなっていましたね。リンクできるようになったので良かったらどうぞ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
パラディ - 続きはいつ投稿されるでしょうか…？続きが気になってしまって…でも無理せず頑張って下さい! (2021年4月17日 20時) (レス) id: 4799a50d98 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - アヤさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2021年4月12日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2021年2月24日 0時
