◆556.目に焼きつけろ ページ34
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「続きまして……エントリーナンバー１４。今年初参加のグループの登場です。
グループ名は……��俺と召使い��？
一体どんなファッションを見せてくれるでしょうか。拍手でお迎えください、どうぞ！」
絶対グループ名決めたのレオナ先輩だろ
どこまでもあの獅子の上から目線は健在のようだ。
誰かに似ているような気がする。
誰だったかな……
『(あ、ツノ太郎に似ているのか)』
まあ、でも今はツノ太郎のことは忘れよう。
肌黒組がステージの上にあがると、妖精達は珍しいあいつらに興味を持ったようで、初っ端から肌黒組が注目の的である。
リズムに乗りながら、カリムとジャミル先輩がステップを踏み、何度見ても迫力がある技を繰り出し、心底楽しそうに踊る。
『(フェアリーガラじゃなかったらもっと近くで見れたんだけどなぁ)』
まあ、仕方ない。
ジャミル先輩が大技を見せると、妖精達は歓声を上げる。
イヴ「Aちゃん、女王様が先輩達に注目してるよ！」
『んじゃ、もう少しかな』
すると予想通り、レオナ先輩が前に出て「妖精ども……ありがたく、俺のショーを目に焼き付けろ！」と最初はあんなにガラが悪かったのに、今では王子らしく品があるウォーキングを見せるレオナ先輩。
イヴ「凄い……レオナ先輩の凄いオーラに妖精達が圧倒されている！」
『(ようやく２本足で歩けるようになったばかりとは誰も思わないんだろうな)』
苦笑いしつつ、オネエ様お墨付きの��決めポーズ��をレオナ先輩がキメると、歓声が一気に湧き上がり、妖精達が立ち上がる。
……見えん
カリム「オレ達もとっておきの技を見せるぜ！会場のみんなも、一緒に踊ろう！」
ジャミル「さあ、座ってないで。手を叩いて、歌って、春を祝おう！」
妖精達が観客席を飛び出してカリム達と一緒に踊っている。
見たことない綺麗な光景に、自然と口角が上がる。
最初面倒だと思っていた事でも、最終的には楽しくなっている。
ほんと、
『(��生きて��いて良かったと思える瞬間だ)』
イヴ「Aちゃん、女王様が……」
『！』
女王の方を見ると、視線がレオナ先輩達に釘付けになっている。
『(今だ！)』
ラギーに向けて、コールボタンを押す。
『よし。僕らも早いところ撤退するぞ』
イヴ「うん！」
スマホをポケットにしまい、ラギー達と合流しようと、この場を離れる。
女王「……あら？あのお方は……」
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るんTEE(プロフ) - 玉ww子www (2022年12月28日 13時) (
レス) @page20 id: f628b0e3f3 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» 誤字の報告ありがとうございます (2021年5月4日 5時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 悪役だけを。◆30の前編位まで見てまた見に来ましたがやっぱり面白いです！後、わざとだったら申し訳ありませんが、ヴィルニキはシェーンハイントではなくシェーンハイトじゃありませんでしたか？ (2021年5月4日 4時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - あつめ。さん» ご報告ありがとうございます。アダムとイヴの話好きです (2020年7月16日 17時) (レス) id: 11b37f809e (このIDを非表示/違反報告)
あつめ。(プロフ) - このキャラ感めっちゃ好きでいつも読ませていただいてます！アナザー（49ページ）のところで名前がアダムになっちゃってます…（ｺﾉﾘﾝｺﾞﾉﾊﾅｼｯﾃｱﾀﾞﾑﾄｲｳﾞﾉﾖｳｿｶﾅ） (2020年7月16日 16時) (レス) id: 4ea6ed452d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年7月5日 0時
