【宗教松】転生の歌姫《2》【おそ松さん】 (ページ20)

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66.アリ得ナイページ20

おそ松.

木の枝に乗って、丸い月を眺める。

貴『____私、悪魔が好きです』

ただ、純粋に柔らかい笑みを浮かべたあいつに
『好き』と言われただけだ。
なのに不覚にもトキメイてしまった。

お「こんなの俺のキャラじゃねー」

枝に足を引っかけ、ぶら下がる。
大体、俺らみたいな不老に人間が
恋する様なもんじゃーねー。
全然生きる世界違うし…最終的には
取り残されて…

「もう一生、恋なんてしない。だっけ？」

俺の真正面に、トド松の顔が
いきなり出て来た。

お「…だーれが、恋しただって？」

ニコニコとしながら、俺に指指すトド松
少しイラっとしてトド松の指を捻る。

ト「わーーー！！痛い痛い痛い！！
悪かったって！」

そして、指を離し木から降りる。

お「俺は、恋なんてしねーし。」

ト「でも不覚にもAちゃんに
ドキッとしたのは当たりでしょ？」

お「………この小悪魔め」

ト「僕堕天使だも～ん」

マジでイラつく！

お「お前だって、Aに好きって
言われたこと無いくせに！」

ト「近いうちに言わせるもーん
それに、今日の好きは悪魔が好きって事だし！
決しておそ松兄さんに対してじゃない！」

この後、チョロちゃんに煩いって
テレパシーで言われた。