62.毒ヲ吐ク二匹 ページ16
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お「少し話してただけだよ。
お前も暇潰しに空でも飛んでたのか?」
ト「うん。この森は立ち入り禁止に
なったしね。Aちゃん以外の人間は
入って来なくて済むし、気楽に
過ごせるよ〜」
お「だよな?狩人とか来られたら
堪ったもんじゃないよな〜」
本当に自由に飛んでるな〜…
貴「そういえば…カラ松さんや一松さんも
傷を負っていましたが…
大丈夫でしょうか?」
ト「あ、それなら問題ないよ?
今日見に行ったら一松兄さんがまた
エルフの国で買った武器で
カラ松兄さんをいじってたから」
貴「え」
お「あいつじゃ、カラ松に
爆弾とか落としてもおかしくないよな。
あいつ、滅多なことじゃないと
怒んないし」
いや…そこは怒りましょうよ…
この前だって一松さんがバズーカを
撃ったのにカラ松さんは
カ『ふっ、照れ隠しか?』
とか言ってたし…
何故、あそこで怒らない?
ト「カラ松兄さんってホント優しいよね〜
感情のネジをどっかで落としたとしか
思えない」
お「だな。一松はSだからな〜
あいつがMだったらこの世のSとMは
逆なんだと思う」
貴「そこまで言いますか…」
ケラケラと笑うおそ松さんと
ニコニコと笑うトド松さん
この二人が小悪魔に見えてきた……
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作者名:雨雪 花 | 作者ホームページ:http://HI.END.WOLD 1017
作成日時:2016年7月31日 21時