59.少女ノ目覚メ ページ13
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目を開けると、そこはいつの間にか森で…
カラ松さんの腕の中にいた。
そして、周りには火柱が立っていた。
貴「!…こ、これは…」
お「なぁ、Aちゃんお願いがあるんだけど
………いいかな?」
貴「なんですか?」
ニコニコした笑顔で
私に近づいて来るおそ松さん
チ「…!Aちゃん!!
歌を歌え!!」
貴「…え!?」
チ「早く!!」
で、でもどんな歌を歌えばいいのか…
そんな時頭を何か強い鈍器で殴られたような
衝撃が走った。
チ「!?…Aちゃん!?」
お「ん?なんだ?気を失ったか?」
貴『___……あー、やっぱり
女の子の体は軽くていいね…』
カ「!!」
お「は?お前は最初から女だろ」
貴『あー、そうだったね……
でも、この子は殺させないよ…おそ松兄さん』
お「………誰だ?お前」
貴『さぁ?誰だろうね?
君を兄と呼ぶのは他に五人いるだろう?
その中に一人ということだよ』
お「…まぁいいや、体はAだって
変わりねーんだから」
貴『________忘れて』
お「!!…させるか!!」
一「…ッチ!!」
一松兄さんがバリアを張ってくれた
これで、普通に歌える。
『__痛い 記憶なんて要らない
頭の片隅から 消えて
なかった事に__________』
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作者名:雨雪 花 | 作者ホームページ:http://HI.END.WOLD 1017
作成日時:2016年7月31日 21時