僕らの想い〜証VOL２.

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それしか頭に浮かばなく真面目に質問したのに、先輩は盛大に吹きやがってよ。

(何も、お腹を押さえてまで笑わなくたっていいじゃん)

しかしこれでやっと手とか自由に動けるようにはなったけど、俺の上に馬乗りになっている先輩がウザったく。

苛々を募らせている自分とは逆に、ニコニコと笑っている姿に腹が立つ。



亀梨「魔法なんて使えるわけがない、でもほら俺のテクニックさえあればこの通り」

北「ひゃあっ」



と、思わず変な声を出してしまい。



亀梨「可愛い声、ちょっと触れただけなのに」



そう、先輩は男にとって大事なところを揉むようにして触り反応を楽しむかの如くに。



北「なんで人のを触るんで」



(大きさが分かっちまうじゃないか、つうか気色悪い)



北「何がちょっと触れただけだ、ふざけんなっつうの」

亀梨「姫は自分でシたりしないわけ」

北「何を？」



と、今度はそんな意味不明なことを聞いて来て。

(主語を言え主語を親にそう教わらなかったか)



亀梨「もしかして、１度もないとか!?」



(だから何をだって聞いてんじゃん、そんなに驚かれると俺がまるで時代遅れみたいだ)



亀梨「じゃ、もっとココを触ってもいいかな」

北「はっ？」



またズボン越しに触ろうとするから「ダメに決まってるだろ」

つい手が出て、バシッと先輩のことを叩き。

(もしこれが冗談だとしても笑えない、こいつ人のを触る趣味でもあんのか？)

若干引いてしまう…



亀梨「暴力的だなぁ〜まぁ痛くはないからいいけど可愛い顔して毒舌だね、なにこれギャップ萌え？」



(意味わかんねぇ、もう年上なんて関係ないや付き合いきれない)



北「退け俺は教室へ戻るんだからよ」



ただ、自分より１年先に生まれたってだけで敬なくてもいいだろう。

(ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ)

すると授業を知らせる鐘が鳴り、マジでヤバい早く帰らなければ。



亀梨「ねぇ俺のためにこのあとサボってよ」



亀梨先輩は、気持ち悪いくらいに甘えてきたけど。

(なんか吐き気が、うえっ)



北「無理です俺これでも委員長なんで」



キリッと自慢げに、そう言った。


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