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それから暫く歩くと何やら騒いでいる連中が向かって来てよ。
千「放せ、放せってば」
宮「千ちゃん諦めな、もう捕まっちゃったんだから」
千「冗談じゃない、どうしてお前なんかに」
(あはっ、捕獲されちゃったんだ御愁傷様〜)
千「あいつタマってやつは何処へ行ったんだよ」
宮「タマなら姫を追い中等部の校舎へ行ったよ」
藤「なに!」
が、それを聞いた途端に思わず俺は宮田とか呼ばれているやつの胸ぐらを掴み食らいついていてさ。
宮「うわっ、なにイキなり驚いたな!?も〜う」
藤「その話し詳しく聞かせろ」
ニ「それより、俺らがそっちへ行った方が早いんじゃない?ガヤ」
横「そうだねニカの言う通り」
千「あんたら誰?」
俺達は、北山と一緒にいたという千賀 健永に話を聞いた。
横「じゃ、ミツは」
千「途中で見失っちゃったし、今は何処にいるのか分からないけど」
(でも、まだ誰にも捕まってはいないんだな)
横「はぐれたのはいつ?何処で」
千「今から少し前、中等部と高等部の境目あたり」
横「あそこは確か図書室があるんだよね」
千「そう」
(頼む、このまま逃げ切ってくれ)
ニ「もしかしたら、そこにミツが?」
横「かもしれないな太輔、ニカ急ごう」
藤「あぁ」
ニ「おう」
千「よっしゃあ」
宮「えっ!?」
どさくさに紛れ健永が俺の隣に来て言った次の瞬間、宮田が掴んでいた腕をグイッと引っ張り。
千「うわっ、なんだよ宮田!?俺も一緒に行く〜」
宮「千ちゃんはこっち」
千「どうして?俺も行きたい、行きたいよ〜」
(駄々っ子か?お前、ふっ)
宮「忘れちゃったの俺に捕まって人質になったんだよ」
千「忘れた、あはっ」
宮「千ちゃん!」
千「ちぇっ、ダメか」
(あははっ、お茶目なやつ)
それから、北山とはぐれたという場所まで来てみたけれど。
ニ「ミツここからどっちの方角へ行ったのかな」
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» いえいえ、こちらこそいつも有り難うございます、やはり元滝担として力が入ってしまうんです(笑)デビューが決まったとき嬉しい反面、二人の絡みが見れなくなるのが寂しかったので演舞場で久々共演した時は萌え〜でしたから(笑) (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - ももさん» 有り難うございます、同じく書いている作者さまにそう言って頂けると心が軽くなります昔から好きなんですよね気がつけば出演者がどんどん増えてしまって(苦笑)有り難うございます励みにし頑張ります。 (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - 先輩達の中でもやっぱり滝沢くんとの絡みは1番私の中で好きなやつです!Tai.Qiさんの作品は様々な人が出てきてくれるので妄想力が沸きます笑 いつもお話ありがとうございます! (2018年10月24日 18時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - Tai.Qi様 お久しぶりです!鈍感なKさん可愛いです!それを守るFYも(><)様々な方が出てきてニヤニヤしています。更新する度に怖い気持ちとても分かります!それでも書きたくなりますよねヽ(´▽`)/コメント出来ておらず申し訳ありませんでした!楽しみにしてます☆ (2018年10月24日 18時) (レス) id: db5af09c34 (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - 藤北かじゅさん» 有り難うございます、そう言って頂けると頑張って書いている甲斐があります亀ちゃんside初めてだったので少し不安だっただけに、とても嬉しいです。 (2018年10月6日 21時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tai.Qi | 作成日時:2018年10月4日 15時