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・横尾side

あの予想外の幕引きとなった「新入生歓迎会」から数日が経つ。



北「あ、のよ…昨日は‥ごめん、ちょっと言い過ぎた」

藤「ふっ、気にしてないよ」



太輔とミツは、あのあと何かあったらしいけど俺は深くは介入せず様子を伺っていた。



ニ「今日の体育、またAクラスとだって」

藤「今度はなに?」

二「しっぽ取り」

藤「はっ?」



裕太はというとミツと話し合って決めても、埒が明かないと思ったのか。



北「なんでいつも追いかけっこなんで?」

二「そりゃ決まってるじゃん」

横「ミツが目的でしょ」

北「ったくぅ」



独断で体育の授業で行う競技を決めるようになり、それがまた太輔の神経を逆撫でし。



玉「ふふふ、今日こそ捕まえてやる覚悟しな」

北「いい加減諦めてくれタマ」

玉「やだね捕まえたら俺の言うことを聞く、いい?」

北「どうしてそうなる」



「やれやれ」っといった表情のミツ、うちの学校は本当に変わってる。

「よーい、スタート」合図と共に一斉に動き出す俺達、それとAクラスの連中。



塚「行け行けえぇーっ」

宮「タマさんファイト!」

藤「北山こっち」

北「藤ヶ谷」

玉「手を繋ぐのは禁止」



ミツを護ろうと、その手を握った太輔に裕太からの叱責が飛び。



藤「そんなルールはない」

二「そうだ、あっ」

塚「へへーん取っちゃったもんねぇ」

二「くっそ取られたミツうぅ」

藤「ばーか」

二「うっ、ガヤ…冷たい」

横「ははっ、どんまいニカ」



まぁ、いつもこんな感じで気がつけばニカもすっかり俺たちと仲良くなっていてさ。



玉「ミツ、俺はミツを自分のものにするって決めたんだ」

北「俺は誰のものでもない」

藤「北山は俺とワタのもの何度言ったら分かる」

北「藤ヶ谷こそ勝手に決めてるんじゃね、いつも言ってるだろ」



(はぁ、また始まっちゃった)



五「キリないね、これじゃ勝負にならない」

横「あれ五関?」

五「授業をサボっちゃダメじゃん、ふっ」

横「そっちこそ」



ホイッスルが鳴り、結局は引き分け。



玉「くっ、今回もダメだった」

塚「何か別の方法でも探した方がよくない」

宮「それってどんな?」

玉「考えろよ自分で」

宮「えっ、俺が?」



しかし、裕太はどうしてあんなにミツを欲しがるんだろう?

そこに何か理由がある気がしていた、その瞳の奥に潜む暗い影を見つめ。


.

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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» いえいえ、こちらこそいつも有り難うございます、やはり元滝担として力が入ってしまうんです(笑)デビューが決まったとき嬉しい反面、二人の絡みが見れなくなるのが寂しかったので演舞場で久々共演した時は萌え〜でしたから(笑) (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - ももさん» 有り難うございます、同じく書いている作者さまにそう言って頂けると心が軽くなります昔から好きなんですよね気がつけば出演者がどんどん増えてしまって(苦笑)有り難うございます励みにし頑張ります。 (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - 先輩達の中でもやっぱり滝沢くんとの絡みは1番私の中で好きなやつです!Tai.Qiさんの作品は様々な人が出てきてくれるので妄想力が沸きます笑 いつもお話ありがとうございます! (2018年10月24日 18時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - Tai.Qi様 お久しぶりです!鈍感なKさん可愛いです!それを守るFYも(><)様々な方が出てきてニヤニヤしています。更新する度に怖い気持ちとても分かります!それでも書きたくなりますよねヽ(´▽`)/コメント出来ておらず申し訳ありませんでした!楽しみにしてます☆ (2018年10月24日 18時) (レス) id: db5af09c34 (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - 藤北かじゅさん» 有り難うございます、そう言って頂けると頑張って書いている甲斐があります亀ちゃんside初めてだったので少し不安だっただけに、とても嬉しいです。 (2018年10月6日 21時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tai.Qi | 作成日時:2018年10月4日 15時

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