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藤「北山の言っている意味が分からないスマホ借りるね」
藤ケ谷は怪訝な表情で、さっき取り上げられた俺の携帯を取りだし何かを調べ始め。
(おまっ、ちょ、意味わかんないってなんだよ)
少し驚く俺、そして数秒後。
藤「あぁ〜なるほど、この事」
頷きながら、納得した顔をし。
(ふふっ、やっと分かった?人にとやかく言う前に自分を見直せっつうの)
心の中で毒を吐き、取り合えず脱がされたシャツを着なくてはと。
(いや待て、その前に)
北「藤ケ谷、分かったんだったら俺の上から退け」
早くしろと言わんばかりに促す、こいつは未だ跨がったままでいたから。
藤「北山は、なんで俺がこんなことするのか考えたことある?」
北「えっ」
が、急に質問され。
そりゃ、あれだろ「俺が素直じゃないから」そう答えたら藤ケ谷はクスッと笑みを溢し。
藤「そうだよ大当たり」
低い声で言って、だんだんと顔が俺の首へと近づき。
北「ちょ、なに!?する…ひっ」
藤ケ谷が俺の首に顔を埋めた、途端に鳥肌が立ち。
(こいつ今、人の首を舐めやがった)
藤「こうやってされたの?」
北「はっ?なに…言っ‥て」
俺は咄嗟に離れようと抵抗するが、藤ケ谷の力は強く手が頭上に持ち上げられ固定されていて。
藤「ちゃんと素直に言ってごらん、そしたら許してあげないこともないよ」
北「はい?」
(いやいや…)
そもそも俺、悪いことなんかしていないし許すとか許さないとか訳わかんね。
北「急に変なマネをすんな何がしたいんだか意味不明だ」
藤「分かってないから、行動で示しているんだよ」
藤ケ谷はニッとまた口角を上げ笑みを浮かべている。
(あぁーーもう、だから本当に何が言いたいんだか分からねぇや)
自分でも、頭が悪すぎて理解力がないことは自覚しているつもり。
しかし藤ケ谷の場合、説明不足で頭がこんがらがってしまい苛々する。
(取り合えず整理してもらお)
北「この俺が分かるよう手短に説明してくれ」
もう考えるのはギブアップし、そう言った。
すると余裕な感じで「お仕置きだよ」俺を見下ろしながら言い。
(はっ?)
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» いえいえ、こちらこそいつも有り難うございます、やはり元滝担として力が入ってしまうんです(笑)デビューが決まったとき嬉しい反面、二人の絡みが見れなくなるのが寂しかったので演舞場で久々共演した時は萌え〜でしたから(笑) (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - ももさん» 有り難うございます、同じく書いている作者さまにそう言って頂けると心が軽くなります昔から好きなんですよね気がつけば出演者がどんどん増えてしまって(苦笑)有り難うございます励みにし頑張ります。 (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - 先輩達の中でもやっぱり滝沢くんとの絡みは1番私の中で好きなやつです!Tai.Qiさんの作品は様々な人が出てきてくれるので妄想力が沸きます笑 いつもお話ありがとうございます! (2018年10月24日 18時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - Tai.Qi様 お久しぶりです!鈍感なKさん可愛いです!それを守るFYも(><)様々な方が出てきてニヤニヤしています。更新する度に怖い気持ちとても分かります!それでも書きたくなりますよねヽ(´▽`)/コメント出来ておらず申し訳ありませんでした!楽しみにしてます☆ (2018年10月24日 18時) (レス) id: db5af09c34 (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - 藤北かじゅさん» 有り難うございます、そう言って頂けると頑張って書いている甲斐があります亀ちゃんside初めてだったので少し不安だっただけに、とても嬉しいです。 (2018年10月6日 21時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tai.Qi | 作成日時:2018年10月4日 15時