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俺の上に馬乗りになっている奴に続き、さっきから隣で恐ろしくニヤニヤしている奴が楽しそうにそう言い。
急に視界が真っ暗になって数秒後、布みたいので目が覆われていることに気づき。
北「これ外せって！」
何も見えない中で叫ぶと「大丈夫、優しくするから」男が言った次の瞬間。
「ぐはっ」と、突然そいつは妙な声を出しバタッと倒れる音が聞こえてよ。
(いったい何が起こったんで)
目隠しをされてるから、状況に全くついていけてない自分。
バキッ、ボコッ、ガンッと、あちらこちらから鈍い音が飛び交い。
気がつけば押さえられていた身体が、あっという間に軽くなって。
(どうなっているんだ？)
俺は、やっと自由になった両手でキツく結ばれた布をほどく。
すると、ゆっくり視界に映し出されたある光景は。
(なっ、なんでいるんだよ!?)
藤「ひ・ろ・み・つぅ〜」
俺の名前に変な区切りを付け、黒い笑みでこっちを見てる。
北「やっ、やぁ…たい‥すけくん、あっ、横尾…さん‥も、ははっ」
目の前には、超不機嫌な幼馴染み藤ヶ谷 太輔がいたんだ。
その隣では、ばつが悪そうに苦笑いをしている横尾さんの姿も。
そして、地面にはのびてボロボロになっている男達が転がっていた。
(でも、どうして横尾さんと藤ケ谷が？もしかして助けてくれたとか)
藤「なに呑気に『やぁ太輔くん』ふざけてんの？しかも、そんな泣きそうな顔をして」
横「まぁまぁ太輔」
そう言いながらも、藤ケ谷は俺に近づいてポンポンと頭を撫で。
北「いや泣きそうな顔なんかしてねぇし、それより何でお前らここにいるんで？」
藤「はあっ？なんでって言いました、なんでって」
横「ははっ」
藤「俺らが迎えに行く前に勝手に独りで家を出ちゃったのは、どこのどいつ？」
北「あ、あぁ…」
横「太輔、めっちゃ心配したんだよ」
北「えっ」
(心配？俺のこと)
昔っから藤ケ谷は何かというと俺の傍にひっついていて、けどそれはこいつが寂しがり屋だから。
そう思っていた…
が、横尾さんの言葉でその姿をよ〜く見たらすっげぇ汗だくでよ俺を必死で探してくれていた事が分かり。
藤「だいたい、お前は無防備過ぎなんだ少しは警戒心を持て」
北「わっ、分かってるよ言われなくてもさ」
横「そうだよね？うんうん」
そりゃ…ああなったのは俺が少し油断してたからで、これから気をつければいいんだろ。
(別に、そんなに怒らなくてもいいじゃん)
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
