44. ページ44
・藤ヶ谷side
俺は学校の帰りにワタの家へ寄り、あれから北山との間に何があったのかを話して聞かせた。
横「だからってイキなりキスしちゃうのは、ちょっとやり過ぎなんじゃない」
藤「俺からしてみれば消毒のつもりだったんだけどね」
横「それでもミツからしたら、あの生徒会長と同じに見えたかもしれないじゃない」
藤「そうかなぁ〜」
横「そうだよ」
藤「だって、あいつ隙だらけなんだもん」
横「そんなの今に始まった事じゃないでしょ」
藤「ワタ、俺達もう高校生だぜ」
甘いことを言っていたら、他のやつらに北山の貞操を奪われてしまう。
横「太輔、自信ないのミツに好かれる」
藤「そういう問題じゃない無防備すぎてハラハラするんだ」
横「仕方ないでしょミツは俺達のことを恋愛対象として見ていないんだから」
藤「けど」
横「とにかく、これからも」
「自分たちで護って行くしかない」ワタの言っている事は分かるよ、うん。
横「いい？あまり刺激したらダメだからね」
恋愛の事となると彼奴ほんと疎いし、でも俺らがしなくても周りの連中がほっとかないと思う。
しかし翌日、いつものように北山家へ行ったら。
横「えっ、先に出た!?」
母「あら、太輔くん達の所へ寄って行くのかと思ってたわ」
藤「あいつ、あれほど約束したのによ」
母「珍しく早起きし出て行ったから」
横「急ごう太輔」
藤「あぁ」
俺たちは慌てて後を追った、けど既に電車は出てしまった後で仕方なく次のを待ち。
が、まさか校門の前で腐女子たちを賑わす事態になっていようとは思いもせず。
(はぁ〜マジで勘弁してくれ、危機感がなさすぎ)
藤「北山、待てえぇーっ」
しかし、それでも俺は。
北「ﾊｧﾊｧ、はぁ、俺が悪いんじゃねぇもん」
(ダダダダッ)
どんなに振り回されようと、お前のことが大好きなんだ。
横「ミツ、太輔もうやめな、みんな見てる」
小さな俺のプリンセス━
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 294人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
