01.俺、男なんだけど ページ1
・北山side
季節は春、出会いと別れが交差し新しきスタートにもなるこの時期に。
かくいう自分も、中学を卒業し高校の入学式を目前にしていた。
北「気持ちいい〜んふふっ、今日もいい天気だ」
まるで祝うかのように晴天の青空が続き、これからのことを思い浮かべ心は浮き足立つ。
母「宏光、準備はできてる？」
北「大丈夫だって母さん、もう子供じゃないんだ」
母「でも、あなた天然だから心配で」
北「はっ？んなことはねぇよ」
(絶対、ぜ〜ったい彼女の１人や２人いや３人は作ってみせる)
自然と顔はニヤついて。
母「やだわ〜この子、何を想像しているのかしら」
(やっべワクワクし過ぎ顔に出ちまった、でも仕方がないんだ今まで彼女なんて出来たことなかったんだから)
それというのも…
母「渉くんと太輔くんが来たわよ〜」
(げっ、マジで!?朝っぱらから何だよも〜う)
ガチャっと扉が開き、慌てて俺はベットの中へ潜り込む。
横「まだ寝てる、もう１０時すぎたよ」
横尾 渉
俺と同い年で従兄弟にあたる、そして。
藤「こいつは寝るのが趣味だからさ、ふっ」
藤ヶ谷 太輔、幼馴染み。
(つうか、人の部屋にズカズカと勝手に入って来るんじゃねぇや)
無視して黙っていると、何やら気配を感じ
藤「ワタ」
横「んふふっ、了解」
横藤「せ〜の！」
ガバッと、覆い被さって来た２つの身体。
北「ふぎゃあーやめろぉ、くすぐるなぁ〜ガハハハッ」
藤「はい今日も俺らの勝ち」
横「ほら起きな」
北「ちっ、ったくよ」
仕方なくブツブツと呟きながらベットから降りると。
横「ところで聞いた太輔」
藤「んっ？」
二人は、当たり前の如く俺を両脇に挟み話し始めて。
横「今度、俺達が行く高校さ」
藤「中学からのエスカレーター式で大学まで行ける」
(へぇ〜そうなんだ)
横「じゃなく」
藤「んなに？」
ｺｼｮｺｼｮっと、藤ヶ谷の方へ俺を股がるようにし身を乗り出し内緒話しをする横尾さん。
(うげぇー潰れるうぅ〜)
藤「それマジっ!?」
(ふっぎゃあーバカ、お前まで寄って来るんじゃねぇ藤ヶ谷)
.
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
