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◇
ふわふわ浮いている、そんな感覚に気づいてAは目を覚ました。
いつの間にか寝てしまったようでなんだか頭がぼーっとしている。
目を覚ましたはいいが目の前は真っ暗。
確かナイトレイブンカレッジの迎えが来て馬車に乗せられたところまでは覚えているが、そこからどうなったのかがわからない。
とりあえずこの暗闇から出ようと手を伸ばしたその時、目の前に光が入ってきた。
あまりに眩しい光に顔を逸らし目を細めていると男性の声が聞こえた。
「おや？もうお目覚めでしたか。遅くなってしまい申し訳ありません。さあ、お手をどうぞ」
仮面を付けた男性が差し出した手にそっと手を重ね一歩前へと歩く。
後ろを振り返ると扉の開いた棺桶が空中に浮いていた。
自分は馬車に乗っていたはずなのにどうして棺桶に？
それにいつの間にか服が変わっている。
Aの頭の中は疑問でいっぱいだ。
『あの、すみません、ここはどこなんでしょうか』
「記憶が混乱しているんですね。大丈夫ですよ、たまにある事ですぐに落ち着いてきます。ちなみにここはナイトレイブンカレッジです」
『ナイト、レイブンカレッジ……』
「はい、名門魔法士養成学校のナイトレイブンカレッジです。私は学園長のディア・クロウリーと申します」
『あ、学園長先生でしたか。私はA・ドリーミィです』
Aが名乗ると学園長は歩みを止めAの肩を掴み顔をずいっと寄せ、突然カラスの仮面が目の前に現れAはひっと小さく悲鳴を上げた。
「そうでしたか、貴方がAさんでしたか！貴方のおばあさまからお話は聞いていますよ！膨大な魔力をお持ちだと。そんな優秀な方が入学するなんて私、嬉しいです」
『あ、おばあちゃんを知っているんですね。あれ、じゃあ入学も間違いじゃないのかな？でもここって男子校じゃ』
「そうと決まれば闇の鏡で寮を決めてもらわねば。さぁさぁ、入学式会場はこちらです」
『学園長先生、私、おん、ちょっ……学園長先生〜っ！』
女の子、と伝えたいのたが学園長は止まらない。
引き摺られたままAは校舎の中を進んでいくのだった。
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kumaMaco(プロフ) - ここ様初めまして！最近ここ様の作品に出会い、Re startをはじめRe〜以外の作品にも夢中になって拝見しておりました。素敵な作品に出会えて幸せです。有難うございます…！もし宜しければなのですがR作品の方のパスを教えて頂くことは可能でしょうか宜しくお願い致しま (12月16日 11時) (
レス) id: 39ab5c799a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - おむはる。さん» おむはる。さん、はじめまして^_^お返事が遅くなってしまい申し訳ございません…！メッセージにパスワードを送らせていただきました。ご確認よろしくお願いいたします(*´꒳`*) (12月13日 17時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
おむはる。(プロフ) - ここ様、初めまして！以前からこの作品楽しく拝見しておりました！もし宜しければR18作品のパスワードを教えていただきたいのですが可能でしょうか...？どうかご検討のほどよろしくお願い致します！ (12月7日 19時) (レス) id: 113ac8c6ad (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ?さん» はじめまして！作品を読んでくださいましてありがとうございます！パスワードをメッセージにお送りさせていただきました。お時間あります際にご確認よろしくお願いいたします^_^ (9月22日 20時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - ここ様、はじめまして！この作品が面白くて一気読みしました。r18作品のパスワードを教えていただきたいのですが可能でしょうか？ (9月16日 14時) (レス) id: 4f222d9579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年8月27日 12時
