会いたかった...ずっと【黄瀬涼太】

episode...4 ページ6

黄瀬side



さっき....先生が



白浜Aって....



まさか、そんなわけないッスよね....




だって、彼女は死んだはず....だし




あの悲報を聞いた時、俺は何度泣き叫んだろうか




彼女はずっと病気を患っていて、



何度か俺も病院へお見舞いにいったことがあった。




俺、まだ幼稚園児だったからなかなか病棟に入らせてもらえなかったッスけど;



会うたびに君は....





「あ、涼太！きてくれてうれしい！」



そういって、俺に飛びついてきて....




今思うと、その時の君はものすごく可愛くて...






だから、君が死んだって聞いた時



そばに居てやりたかった。



本気でそう思った







だけど、もし本人なら.....




もう一度、大好きって抱きついてきてくれるッスかね？

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←episode...3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す