星にネガイを【18歳組】

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周りが止めに入る



風間さんも、太刀川さんも


皆、何してるんだ、と



それでも、Aさんも当真さんも、お互いに睨み合ったままだった





「あんたに………当真に何がわかるの!?


私がどんな気持ちで…ｯ、どれだけ……どれだけ……ｯ」





当真さんにもたれるようにズルズルと下に落ちていくAさん


当真さんはそれを見て、口を開いた






「知るわけねぇだろ



お前が、そんなんなんだからよ」





「………」





「お前が何も言わねぇから
俺たちは何も知れねぇし、わかってもやれねぇ




それを今更、被害者ぶりやがって



そうなる前に俺たちを頼れよ、馬鹿が」






当真さんはAさんに視線を合わせようとしゃがむ



小さく嗚咽する声が聞こえて




当真さんはAさんの顔を上げた





「………ヒデェ顔」



「…うっ、さい………」






声を出して泣いているAさんを



俺は初めて見た









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「A、私のせい…?」


「違うよチェシカ。あなたのおかげで私、今、泣けるの。

嬉しいの。
ありがとう、チェシカ」



「…うん…」




「さて、私、他の人にも挨拶してくるね」




「おー、気ぃつけろよ」




「チェシカ、あの変な頭の人に気をつけてね〜」




「おいおい」




「わかってるー」




「おいおい!?」





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