【テニスの王子様】幼なじみの壁越えました【幸村精市】 (ページ7)

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乾「そのような人材はなかなか手に入れることは難しいな。海音はなぜ剣道をやめたんだ？」

『私は剣道をやめたわけじゃないよ。引退試合で負けてしまったから…悔しいけど私は剣道部を引退したよ。

その時、精市がマネージャーを勧めてくれたんだ。たくさん苦労してきた人ばかりだから、少しでも力になれたらいいなって。』

「「「(めっちゃ、いい子)」」」

幸「それともう一つ。大事なことがあるよ」

階段から降りながら精市がいう。
あれ？まだ他に理由あるの？？

そう思った瞬間、腕を引き寄せられた。
気づけば私は精市の腕の中で、目の前には精市の胸板がどアップ

あまりのことにまわりも、声を出せずにいた

幸「俺の彼女だから、手を出したら…わかってるね」

「「えぇええええええ」」

金「ということは、兄ちゃんと姉ちゃんは付き合っとるってことか？！」

謙「金ちゃん！あんまり大きい声だしたらあかん！」

みんな驚きすぎて、目が点になっている

『そうなんだよね〜。幼なじみだったのに、不思議なものだよね笑』

跡「アーン？幸村の女か…強気な女は嫌いじゃないぜ」

『私、目移りしないタイプの人間なんで笑』

跡「んなこと一言も言ってねぇ！」

忍「押されとる。」

岳「押されてるぜ。」

日「いい気味です。跡部さん」

『ということで、よろしくお願いします。名前はその都度覚えるので、すみません』

手「いや、手伝い手がいるのは非常に助かる。こちらこそよろしく頼む、海音。」

大「一人で大変かもしれないけど、よろしくね」

菊「うんうん！よろしくAちゃん！」

幸「用はすんだみたいだね。仮にも俺たちは仲良しごっこをしにきたんじゃないから。

勝ちにきてるんだ。今度こそ負けるわけには行かない」

この言葉に各校勝利宣言をし、滞在中に泊まるホテルに移動することにした

『どうしたの精市？』

丸「A、他の男と話すぎだろい笑」

仁「幸村は妬いとるんじゃ」

『あぁ…それは申し訳なかった…』

私の前を歩く精市の腕をとって、背中に顔を埋める。大きくて頼りがいのある背中だ。

『ごめん。精市。私の中で精市は一番だよ。一番大好きだから…』

幸「Aに悪気がないのはわかってるよ。でも、もう少し自覚してほしいな」

『わかった…。善処する』

幸「(やっぱり可愛いなぁーもう)」