どうも、死神です。【mfmf】

鬼蓄な神様 ページ3

Aside

はじめまして、Aです！

なんか、死神増やせって、神様に言われて、人間界に飛ばされた。

それにしても…
人間界に来るの、久しぶりだなぁ！

ひかり、元気にしてるかな？

相棒といっても、いつでも一緒じゃないからねぇ。




うーん…ちょっと疲れた。

僕のことが見えてる人間に会って連れて帰えるまで帰れないなんて、神様は鬼畜だよ。

僕は屋根と屋根の上を飛び移って、マンションのベランダに座った。

『ふぅ…あ、ひかりって何処に住んでるの？』

今更だが、ひかりの家を知らない。

都内にいることはいるはずだけど…

ｶﾞﾗﾗﾗﾗｯ

「ちょっと！！誰ですか！！？？
　え！？警察呼びますよ！？」

あ、僕のこと見える人、発見。


『君、僕のことが見えるの？』


「あ、当然じゃないですか！！！」


『だったらさぁ…』




『僕と契約して、死神になってよ！』


「………はぁ？」


うん、こういう反応されるの知ってた。

やめて、僕を頭おかしいみたいな目で見ないで…


『お願い！仮契約でもいいから！
　じゃないと天界に帰れないの！』


「あの、死神とか天界ってなんですか？」


うん、そうなるよね。


『えっと、
　死神は、主に人間や動物の魂を抜く仕事ですね。
　ちゃんと抜かないと悪霊化しちゃいますから。

　次、天界は、さっき言った死神。
　そして低級霊や天使、神見習い等が暮らしてるところですよ。』


うん、ざっと説明するとこんな感じ。


「はぁ、まぁやってもいいですよ。
　仮契約でしたっけ、それならいいですよ。」


え？まじで言ってる？


『あの、ありがとうございます…！
　本当にいいんですか？』


「まぁ、本当の死神さんなら。」


一日目にして、死神候補が現れたよ！！！

やったぜ！！

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